前回は、「工場・倉庫」のテナントが簡単には退去しない理由を説明しました。今回は、工場・倉庫投資では「建物はボロいほどいい」理由を見ていきます。

「土地代のみ」での購入が、工場・倉庫投資の極意

工場・倉庫では一にも二にも「空間」が、すなわちどれだけたくさんのスペースを確保できるかが重要なポイントとなります。建物の見栄えは二の次なので、どんなに古くても、また"オンボロ"であっても全く問題ありません。それこそ廃虚のような状態であっても構わないのです。

 

むしろ、建物は古ければ古いほど、ボロければボロいほど安く購入できるので、投資する側からすれば「歓迎すべきこと」といえるかもしれません。

 

築15年もたてば上物の価値はゼロになりますし、しかもそのような工場・倉庫は、市場にゴロゴロと転がっています。建物代はゼロ円で、つまりは土地の代金だけで購入するのが工場・倉庫投資の極意と言ってもよいでしょう。

 

賃貸マンションと比較すると優位性は明らか

一方、マンション投資では、「土地代だけでオッケー」ということは基本的にあり得ません。建物の築年数がどんなに古くなっても、賃貸マンションの市場価格は、収益還元法によって計算されるので、賃料収入がある限りは一定の価値が必ず認められるためです。

 

[図表]収益還元法

 

このように、工場・倉庫は「ボロボロでも問題ない」「むしろ購入価格が安くなる」ことも大きな魅力なのです。

本連載は、2016年7月27日刊行の書籍『「工場・倉庫」投資のススメ』から抜粋したものです。その後の税制改正等、最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

「工場・倉庫」投資のススメ

「工場・倉庫」投資のススメ

三浦 孝志

幻冬舎メディアコンサルティング

高齢化と人口減少により、空室率が上昇し続けているアパート・マンション。都心部の一等地にあるような立地条件のよい物件か、付加価値の高い築浅物件でもないかぎり、もはやアパート・マンション投資で儲けることはできません…

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