片道1,700円以上値上がりも…
旧正月 (ベトナムでは「テト」と呼ばれる)後における春の旅行需要の高まりにより、レンタカー料金は高騰しているにもかかわらず、レンタカーサービスの需要は高まっている。
ハノイのレンタカー会社の調査によると、ハノイの運転手付きレンタカーサービスは3月初旬から増加しているという。
ハノイでレンタカー会社を経営するファム・ミン氏は、「テト以降も休みなく、すべての車がフルスケジュールで運行していました」とベトナム通信社に語った。
「パゴダ(仏塔)への参拝や旅行など、週末を中心にレンタカーの需要が高まっています。料金は平常時に比べて片道30万ベトナムドン(約1,783円)も値上がりしていますが、予約者数は依然として非常に多いです」(ミン氏)
5人乗り、7人乗りの小型車だけでなく、16人乗り、30人乗り、45人乗りの企業や家族グループ向けの車も多くの人に選ばれているという。
日本車のレンタル価格も高騰
現在、ハノイでは、ビンファスト・ファディル、ヒュンダイ・i10、トヨタ・ヴィオス、MAZDA3などの4人乗り小型車のレンタカー料金が平日1日あたり60万ベトナムドン(約3,572円)から80万ベトナムドン(約4,763円)であり、日によっては1日あたり90万ベトナムドン(約5,359円)から100万ベトナムドン(約5,954円)に上昇する可能性がある。
三菱・エクスパンダー、XL7、トヨタイノーバ、フォーチュナーなどの7人乗り車の価格はさらに高く、120万~150万ベトナムドン(約7,145〜8,931円)となっている。16席以上の車の場合、セルフドライブの場合の最低料金は1日あたり約200万ベトナムドン(約1万1,909円)だ。運転手付きでレンタルする場合には、価格交渉が可能となる。
45人乗りの車両については、旧暦の1月末までは多くのレンタル業者が予約でいっぱいになる。そのため、これらの車両をレンタルできる場所がまだある場合、価格は2倍になり、1日あたり最大700~800万ベトナムドン(約4万1,682〜4万7,636円)となる。
以前は、セルフドライブでのレンタルは、ドライバーに頼ることなく快適で人気な傾向があったが、現在ではほとんどの家族や企業、その他顧客からもドライバー付きのレンタカーが選ばれている。
ハノイの顧客、グエン・アイン・トゥ氏は「以前は、快適さとコスト削減のためにセルフドライブで車をレンタルすることを選択していました。しかし、アルコール濃度管理が非常に厳しい現在では、運転手付きのレンタカーに切り替えています」と語った。
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