年収800万円の証券会社課長、住宅ローン審査に落ちる。「実は奥様が…」融資担当者が明かした否認理由に、撃沈【不動産コンサルティングマスターが解説】

年収800万円の証券会社課長、住宅ローン審査に落ちる。「実は奥様が…」融資担当者が明かした否認理由に、撃沈【不動産コンサルティングマスターが解説】

マイホームを夢見る都内勤務のサラリーマン。証券会社で課長職に就いている夫の収入は十分、物件価格の2割もの自己資金も用意していましたが、住宅ローンの審査に落ちてしまいました。否認となった理由はどこにあったのでしょうか。株式会社JKASの代表取締役・西上正通氏が解説します。

住宅ローンが非承認になったまさかの理由

太郎さんは真剣に、どうしてこんなことになったのかを知ろうとしました。

 

そして、銀行の担当者から明らかにされたのは、まさか思ってもいない、信じ難い事実でした。なんと、美晴さんが長い間、太郎さんに内緒でクレジットカード会社のカードローンを利用していたというのです。

 

問題の本質は「複数回の返済遅延」

今回のケースでは、カードローンそのものが審査落ちの直接の原因になった訳ではありません。カードローンを利用していたとしても、住宅ローンの審査申し込み時点で、融資担当者にその事実を伝え、完済しておくなどの対処をしていればとくに問題はありませんでした。

 

非承認の理由は、カードローンの返済が複数回遅延してしまっていたことにあります。そのことが決定的な要因でした。

 

妻は、ちょっとした気持ちで買ってしまった少しの贅沢な買い物がきっかけで、やがて返済不能なほどの大きな借金を抱えるに至っていました。最初は小さかった借金も、やがて利子や遅延料が積み重なり、雪だるま式に膨れ上がっていったのです。

 

この事例からは、「隠れた借金」が住宅ローンの審査にどれだけ大きな影響を及ぼす可能性があるかを学ぶべきです。

 

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