住宅ローンが非承認になったまさかの理由
太郎さんは真剣に、どうしてこんなことになったのかを知ろうとしました。
そして、銀行の担当者から明らかにされたのは、まさか思ってもいない、信じ難い事実でした。なんと、美晴さんが長い間、太郎さんに内緒でクレジットカード会社のカードローンを利用していたというのです。
問題の本質は「複数回の返済遅延」
今回のケースでは、カードローンそのものが審査落ちの直接の原因になった訳ではありません。カードローンを利用していたとしても、住宅ローンの審査申し込み時点で、融資担当者にその事実を伝え、完済しておくなどの対処をしていればとくに問題はありませんでした。
非承認の理由は、カードローンの返済が複数回遅延してしまっていたことにあります。そのことが決定的な要因でした。
妻は、ちょっとした気持ちで買ってしまった少しの贅沢な買い物がきっかけで、やがて返済不能なほどの大きな借金を抱えるに至っていました。最初は小さかった借金も、やがて利子や遅延料が積み重なり、雪だるま式に膨れ上がっていったのです。
この事例からは、「隠れた借金」が住宅ローンの審査にどれだけ大きな影響を及ぼす可能性があるかを学ぶべきです。
注目のセミナー情報
【国内不動産】5月16日(木)開催
東京23区×新築×RC造のデザイナーズマンションで
〈5.5%超の利回り・1億円超の売却益〉を実現
物件開発のプロが伝授する「土地選び」の極意
【事業投資】5月25日(土)開催
驚異の「年利50% !?」“希少価値”と“円安”も追い風に…
勝てるBar投資「お酒の美術館」とは