(※写真はイメージです/PIXTA)

Web集客の方法は多岐にわたるため、どの方法を選べばよいかわからない会社も少なくないでしょう。本稿では、集客方法を比較・検討する上で多くの会社が気にする「費用」に着目し、適切なWeb集客方法を選ぶポイントを解説します。

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Web集客の費用相場はどれくらい? 

Web集客にはSNS広告・リスティング広告・コンテンツマーケティング・Webサイト・SEOがあります。それぞれの費用相場や特徴は以下の通りです。

 

■SNS広告

年齢・地域ごとにユーザーをターゲティングでき、拡散力が高いことがメリットです。費用相場は月30〜50万円が一般的です。

 

■リスティング広告

短期間に認知度を向上させたいときに作成します。購買意欲の高いユーザーをターゲットにします。費用は一般的に月20〜50万円程度、個人事業者や小規模な企業の場合は月1万円程度が目安です。

 

■コンテンツマーケティング

Webサイト内のブログ・コラムなどのテキストコンテンツやYouTube動画、Instagramなどで有益な情報の提供をするというマーケティング手法です。制作するコンテンツは様々なため、他のマーケティング手法に比べて費用のかかり方が特殊です。

 

費用の目安は以下の通りです。

 

初期費用 30〜100万円

運用費 5万円〜数十万円

コンテンツ制作費 1本1万円〜

分析調査・プランニング 20万円〜

(※自社制作なら人件費のみ)

 

コンテンツを増やすとコストもかかります。自社で制作することによりコスト削減できます。

 

Webサイト制作を単体で依頼する際の費用は以下の通りです。

 

■Webサイト制作

外注の場合 50〜80万円(平均)

自社制作の場合 人件費のみ

 

■SEO

ユーザー数を獲得するために重要な集客施策です。専門的な知識が必要なので、業者に依頼するのが理想的です。SEOコンテンツの制作費用は、成果報酬型や一括、月額などさまざまですが、1万円〜数百万円と幅広いことが特徴です。

Web集客にはどんなお金がかかる?コストの内訳

Web集客には以下の費用がかかります。

 

●Webサイト制作費

●広告費(SNS広告、リスティング広告、コンテンツマーケティング)

●SEO費

●コンサルティング費(SEO、Web、SNS)

●保守、セキュリティ管理費

 

Webサイト制作費、広告費、SEO費については前項で説明しているため、ここではコンサルティング費と保守、セキュリティ管理費について説明します。

 

■SEOコンサルティング

Googleアナリティクスや解析ツールを使って解析し、Webサイトや広告の問題点や課題を発見してサイトの改善を行います。SEOのコンサルティング費は月額で約10〜30万円ほどかかります。

 

■SNSマーケティング

どの年代・どのようなユーザー層が見ているかを解析します。マーケティングには以下の費用がかかります。

 

アカウントの運用・投稿  10万円程度/月

セッション数分析・コメント返信 20万〜30万円/月

広告運用・解析など 50万円~/月

 

■Webコンサルティング

Googleアナリティクスを使用し、サイトの改善を行います。約5〜50万円程度の費用がかかります。

 

■保守・セキュリティ管理費

ドメイン、サーバー、セキュリティ管理など、サーバーを維持するための費用です。定期的にかかる料金で、費用は月額5,000円〜10万円程度です。

 

数多くの施策があり、すべてを外注するとコストがかかりすぎてしまいます。必要なものだけを、上手に利用する工夫が必要です。

Web集客にどれくらいお金をかけるべき?

Web集客にどの程度の「コスト」をかければ「効果」が見込めるのでしょうか。

 

高額な方法だから効果が見込めるという保証はなく、安価だからとりあえずやってみるのも得策とは言えません。

 

そこで、CPA(Cost Per Action/1件あたりにかかるWeb集客のコスト)を設定することで予算管理や費用対効果を検証し、効果的な集客ができているかどうかを把握します。

 

たとえば、サイトを見た人が「問い合わせをする」ことをコンバージョン(目標)として設定した場合、問い合わせ1件あたりにつきどのくらいのWeb集客コストがかかったのかを示す指標をCPAと言います。

 

コンバージョンは問い合わせの他に、商品の購入、資料請求、イベントの申し込みなど具体的なものを設定します。始めにCPAを設定しておくことで、過剰に広告に費用をかけていないか、効果的な対策をとれているのかを把握しやすいため重要な指標です。

 

CPAは以下の式で求められます。

 

【CPA = 総コスト ÷ コンバージョン数】

 

■限界CPAの設定方法

限界CPAとは、CPAがその数値を超えたら赤字になるという限界を示す指標です。限界CPAは以下の式で求められます。

 

【商品価格 - 原価 - 人件費 = 限界CPA】

 

例 10,000 - 2,500 - 3,500 = 4,000 円

 

この場合、コンバージョン1件あたりの費用が4,000円を超えたら赤字になります。

 

■目標CPAの設定方法

目標CPAとは、獲得したい1件あたりの利益量を得るにはどの程度のCPAを目標にすればよいのか?という数値です。

 

目標CPAは以下の式で求められます。

 

【商品価格 - 原価 - 人件費 - 目標利益 = 目標CPA】

 

例 10,000 - 2,500 - 3,500 - 1,500 = 2,500 円

 

平均CPAは業界ごとに異なるため、Googleのレポート「Google Ads Benchmarks for YOUR Industry」を参考にしましょう。

自社に合う「費用対効果の高い方法」を選ぶには

自社に合う費用対効果の高い方法を選ぶためには、4つの重要な要素があります。

 

1. 目標設定

2. 施策する種類の検討

3. 自社で制作するか外注するか

4. PDCAを回す

 

1. 目標設定

どのような人に対して何を提供するかを設定して、具体的なゴールを決めておきます。 また、同時に目標CPAを決めておくと広告費のかけすぎを防げます。

 

2. 施策する種類の検討

ターゲット、目的に応じて使用する広告を選択します。自社のターゲット層に最適な広告手段を選ぶことが重要です。

 

3. 自社で制作するか外注するか

外注すれば社内担当者は本来の仕事に集中でき、Web集客の専門知識を持つ人の意見を取り入れてより効果的なサイトが制作できるでしょう。しかし、すぐに結果が出るとは限らないため、期間が長くなると、より多くのコストがかかってしまいます。

 

自社で作成する場合、コストは削減できますが、本来の仕事との兼務になるため、忙しくなって更新頻度が下がってしまいがちです。

 

4. PDCAを回す

PDCAとは「PLAN=計画」「DO=実行」「CHECK=確認」「ACT=改善」です。最初に設定しておいたCPAを確認しながら、目的やターゲットに合わせた必要な施策にコストをかけ、自社でできるところは自社で改善を行うことで、自社に合う費用対効果の高い方法を選べるでしょう。

 

 

株式会社シーエムスタッフ

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※本連載は、株式会社シーエムスタッフのマーケティングコラム(https://cmstaff.co.jp/column/)を転載したものです。

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