(※写真はイメージです/PIXTA)

TwitterやFacebook、LINEのようなSNSに出稿できる「SNS広告」は、Web広告よりも細やかなターゲティングが可能です。ただし、SNSは媒体ごとにユーザーの層や用途が異なります。SNS広告で効果を出すには、各媒体の特性を熟知した上で出稿先を選び、さらに媒体にあった運用をしていかなくてはいけません。自社運用では限界を感じるケースもあるでしょう。本稿では、SNS広告代理店の活用を含めて、SNS広告で効果を出すためのポイントを解説します。

【Web広告を検討するときに必ず押さえておきたい!「運用型広告」の基本ガイド】
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SNS広告とは?

SNS広告とは、TwitterやFacebook、LINEのようなソーシャルプラットフォーム上に、広告の掲載をすることです。各SNSにはそれぞれ特徴があり、狙ったターゲットに向けて広告を出せることが強みです。

 

■SNS広告とは?Web広告との違い

SNS上に広告を載せるSNS広告に対し、Web広告は、アプリや媒体にこだわらずインターネット全体を通して広告を掲載します。

 

SNSは各媒体によって、ユーザーの年齢層やジャンルが異なります。そのためSNS広告はWeb広告と比較すると、ターゲットを絞りやすいことが特徴です。幅広いターゲットに向けて広告を出したいときはWeb広告、ターゲットを絞って広告効果を高めたいときはSNS広告が向いているといえます。

 

■SNS広告ならではの強みとは

SNSにはそれぞれの特徴があり、ユーザーの違いもあります。そのためSNS広告はWeb広告や一般の広告と比較すると、細やかなターゲティング設定が可能です。

 

また各SNSでは最初にユーザーのプロフィールを設定することが多く、そこからユーザーの属性に合わせた広告を打ち出せます。

 

たとえば、コスメや美容関係など若年層の女性をターゲットにする広告はInstagram、ビジネスマンをターゲットにした広告はFacebookに出すことが効果的、のような分析ができます。

 

各SNSのユーザー層を理解することで、狙ったターゲットへ効率的に広告を出せることがSNS広告の強みです。

 

■SNS広告の種類

前述したように、各SNSにはそれぞれ特徴があります。

 

ここでは有名な媒体の特徴と、それぞれのSNS広告について紹介します。

 

出所:https://cmstaff.co.jp/column/sns-advertising_agency/
【図表】SNS広告の種類 出所:https://cmstaff.co.jp/column/sns-advertising_agency/

SNS広告を運用する方法

SNS広告の運用方法は大きく分けて2つあります。自社で運用する方法と、広告代理店に運用してもらう方法です。ここではそれぞれの方法に関して、知っておくとよいことを順番に解説します。

 

■SNS広告で成果を出すためのポイント

SNS広告を運用して、成果を出すためのポイントはなんでしょうか。特に自社でSNS広告を運用する場合、的外れな運用をしないよう、しっかりと以下のポイントを押さえておきましょう。

 

まず重要なことは、広告のターゲットを絞ることです。誰に伝えたい広告なのかを理解し、ターゲット層と合致するSNS媒体を選びます。前述の通り、SNSはユーザーの年齢層やジャンルが媒体によって異なるためです。

 

そして、広告では、共感性と意外性を重要視しましょう。広告で売り出したいものが、自分にとって必要だと共感してもらうことによって、広告の効果を発揮できるためです。また、意外性がなければ、たとえ広告を出しても目に留まらない可能性があります。

 

最後に、広告の効果がうまく発揮されたと感じた場合には、運用方法をマニュアル化しましょう。うまくいったものは、繰り返し広告を出すことでユーザーの目に留まる可能性が高まります。逆に、あまり効果が感じられなかった場合には、なにが足りなかったのかを深掘りして考え直しましょう。

 

■SNS広告を、広告代理店に運用してもらうメリット

前述の通り、SNS広告を自社で行うことは可能です。

 

ただし、専門の広告代理店に依頼した場合と比較すると、自社で行った場合にはクオリティが低くなる可能性はあります。広告代理店は、前述したようなSNS広告で成果を出すポイントに即したノウハウを、専門家として持っています。自社で同じレベルの運用をすることは、決して容易ではありません。

 

さらに、広告運用にばかり力を入れることは、企業にとってマイナスになる可能性があります。広告は企業の本業ではないためです。本業に割く時間が少なくなってしまっては本末転倒といえます。

 

自社で運用する場合には、過剰なPRや表現方法にも気をつけなければいけません。一度炎上してしまうと商品の価値が下がるだけでなく、会社の信用や価値までも下がってしまう可能性があります。広告代理店に運用してもらうと炎上の可能性は減り、なにかあったときの対処もしてもらえるため、会社を守りやすくなります。

 

■Web広告代理店とSNS広告代理店は何が違うのか

Web広告代理店とSNS広告代理店は同じ広告代理店で、似たような言葉のため違いが分からずに混同してしまうことがあるでしょう。

 

SNS広告代理店、Web広告代理店はともに広告に関する業務の点では同じといえます。両者の違いは、広告を入稿するフィールドです。

 

SNS広告代理店はFacebookやInstagramのようなSNS上に広告を入稿しますが、Web広告代理店はインターネット全体に広告を入稿します。

 

ただし、Web広告代理店の中には、SNS広告も業務に含んでいる業者があることは留意しておきましょう。

SNS広告で成果を出すには?SNS広告代理店を選ぶポイント

SNS広告で成果を出すためのポイントは、ターゲットの明確化とSNS媒体の理解です。

 

SNSは時代によって流行りが代わり、今ある媒体だけでなく今後新たなSNSが増えることもあり得ます。SNS広告は今の時代にあった効果的な広告ですが、専門家でなければ継続的に広告で成果を上げることは難しいといえます。

 

自社の広告にはどの媒体を運用するか、どのSNSに特化した方がよいかを考えたうえでSNS広告代理店を選びましょう。

 

 

株式会社シーエムスタッフ

 

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※本連載は、株式会社シーエムスタッフのマーケティングコラム(https://cmstaff.co.jp/column/)を転載したものです。

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