「配分変更」で商品の配分比率を調整
投資初心者
商品の売却は長期投資に適さないことがわかりました。一度積立を開始したら、できるだけ商品を売らないように注意しなければいけませんね。
横山FP
商品の売却はおすすめしないけど、運用状況を見て、必要に応じて配分変更するのはありだと思うよ。
投資初心者
配分変更? それってどんなことをするんですか?
横山FP
配分変更というのは掛金で購入する商品の内訳を変えること。例えば、保有している「商品A」の掛金を減らして、その分「商品B」の掛金を増やすといったことだね。
投資初心者
商品の掛金の配分を調整するんですね。どんなときに配分調整が必要になるんですか?
横山FP
資産を運用していると値段が上がったり下がったりしていくよね。そうすると、当初考えていたポートフォリオの配分が崩れて、資産配分のリスクが想定以上に高くなってしまうことがあるんだ。そういうときに配分変更で元のバランスに調整するといった使い方があるよ。
投資初心者
商品の配分を変更するのって、戦略を立てるみたいで、なんだか楽しそうですね。
横山FP
まあね。でも長期での運用が前提にあるのだから、短絡的にころころ配分変更するのは避けたほうがいいと思うよ。
<注釈>
・「リバランス」とは……時間の経過とともに、相場変動などによって崩れたポートフォリオの配分を元に戻すこと。設定した当初よりも、リスクが大きくなってしまったときなどに実施される。
・「リアロケーション」とは……元の配分に戻す「リバランス」に対して、資産配分を全く別の構成に変更することを「リアロケーション」という。リスク許容度や相場環境に大きな変化が見られたときに検討する。
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