※画像はイメージです/PIXTA

巷では「組織のマネジメントに正解はない」といわれています。正解はないとわかりつつ、マネジメント方法を語る書籍を読み、試行錯誤するも思うように組織の成果が出ず、悩む管理職は少なくありません。しかし、マネジメントには明確な「正解」があり、管理職なら誰でも強い組織を作れる方法があると、人材育成のプロの奥田拓之氏はいいます。どのような方法でしょうか、みていきます。

マネジメントには正解が「ある」

自身が優秀なプレイヤーだったころの経験に基づいて、自己流のマネジメントを行ってもなかなかチームの成果につながらないという経験はないでしょうか。

 

テレワークや時短勤務の普及など、働き方を取り巻く環境変化の激しい現在において、プレイヤーだったころの経験に頼るだけのマネジメントには限界があります。マネジメントに一定の知識やスキルが必要であることは理解しているものの、具体的になにを身に付ければよいのかわからないという人は多いでしょう。

 

書店に足を運べば古今東西のマネジメントに関わる書籍をたくさん目にすることができます。ティール組織、心理的安全性、成功循環モデル、エンゲージメント、学習する組織、有名経営者の成功物語……。たくさんあり過ぎるがゆえにどんな書籍を参考にすればよいのか迷ってしまうはずです。

 

そんななかで弊社は「マネジメントには正解がある」と明確に標榜しています。では、マネジメントの正解とはなんなのでしょうか?

マネジメントに「カリスマ性」や「人間的魅力」は不要

(※画像はイメージです/PIXTA)
(※画像はイメージです/PIXTA)

 

マネジメントの正解を考えるうえで、よくある誤解を取り除いておきましょう。それは「マネジメント」にはカリスマ性や人間的魅力が必要である、と考えてしまうことです。ですが、そうではありません。これはマネジメントとリーダーシップを混同してしまっているからこそ、発生してしまう誤解なのです。

 

ピーター・ドラッカーは、「マネジメント」と「リーダーシップ」について、どちらも組織の成果を上げさせるという意味では共通しているものの、求められる能力が異なると述べています。

 

・リーダーシップ:組織の目標達成のためにメンバーを導いていく能力

・マネジメント:成果を上げさせるための手法を考え、組織を管理する能力

 

どちらかというと、カリスマ性や人間的魅力はリーダーシップの話であり、マネジメントとは少し外れた話であることに気づくでしょう。管理職にリーダーシップは不要なのか、といわれるとそうではありません。

 

ですが「管理職」という名前のとおり、管理職の仕事は「部下を正しく管理する」こと。この第一のミッションを捨てて、リーダーシップという言葉に逃げてはいけません。

 

では、どう管理すればいいのでしょうか。マネジメントの正解は「シンプル」に考えることです。

 

マネジメントを「シンプル」に考えることの重要性

昨今、マネジメントは複雑に考えられすぎています。

 

・1on1

・モチベーション理論

・エンゲージメント

・飲み会を開く

・部下の評価に定性目標を加える

……

 

部下をプロモートするために、現在多くのマネジメント方法が取り入れられています。しかし本来マネジメントはもっとシンプルだったはずです。

 

マネジメントの本質は、人、すなわち組織全体が機能する状態を作ることです。自分の部下が与えられた仕事をしっかりとやり、与えられた目標を達成するために成長を続ければ、会社は成長していきます。会社が成長を続けられているのであれば、マネジメントはうまくいっているといえるでしょう。

 

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