「次の30年」は「過去10年の定説」を覆す可能性
「次の30年」は、「アクティブ・ファンド」と「アドバイス」が活きる時代
いずれにせよ、「次の30年」において、
1.インデックス投資が長く低迷するかもしれない
2.株式と国債の分散投資も効果に乏しいかもしれない
という、過去のサイクルに基づいた仮説は、従来型の「インデックス投資で十分」「資産運用は1人でできる」という、過去10年ほどの「定説」を覆す可能性があります。
解決策は、
1.アクティブ・ファンドへの分散投資を検討する
2.資産運用のアドバイスを受ける
といったことがその一部でしょう。
「ファイナンシャル・アドバイザーの仕事は消えてなくなる」といった言説を鵜呑みにする必要はありません。しかし、ファイナンシャル・アドバイザーは多くを知り、多くを語る必要があるでしょう。
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重見 吉徳
フィデリティ・インスティテュート
首席研究員/マクロストラテジスト
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