悩みを解決する方法を提示するのが不動産エージェントの役目
不動産エージェントとしての活動を続けていると、日々さまざまな不動産に関する相談を受けます。「不動産屋の説明に疑問を感じて任せる気になれない」といった類の不動産業界に対する不安や不満が寄せられることもありますし、「どうやって売るのが正解なのか教えてほしい」「売る以外に有効な不動産の活用法はないか」という相談も受けます。
ときには、売却の話どうこうではなく、「不動産の処遇について身内の意見が対立して参っている」といったトラブルを打ち明ける方もいます。単なる不動産仲介業としての看板だけを掲げていたら、これほど多様な相談は寄せられません。
不動産エージェントの役割は、不動産仲介の範囲にとどまらず、不動産に関するあらゆる悩みを、相談者と一緒に考え解決していくことにあります。言い換えるなら、悩みを解決する方法の一つとして不動産取引の選択肢をもっているのであり、他にも多彩な解決策を提案できるのが不動産エージェントなのです。
従来の不動産仲介会社では思いつかない、まったく新しいアイデアを提案することもあります。持ち前の知識と技術、そして専門家たちの協力を得ながら、広い視野から悩みにアプローチしていくのです。
大西 倫加
さくら事務所 代表取締役社長
らくだ不動産株式会社 代表取締役社長
だいち災害リスク研究所 副所長
長嶋 修
さくら事務所 会長
らくだ不動産株式会社 会長
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