(※写真はイメージです/PIXTA)

基本的に不動産投資で成功している方は、ケチな方が多いといいます。貯金をきちんと残すことができるという方が成功していて、給料は全部使ってしまう方は不動産投資に向いていません。大津社長(若杉龍志)が著書『20代サラリーマンでも脱サラできる不動産投資で成功する方法』(日本橋出版)で解説します。

不動産投資に向いていない人が多い

不動産投資は向いていない人も多いです。破産するような方も続出しています。

 

もし向いていないと感じるようであれば、止めた方がいいです。

 

大事な素質を4つ紹介します。

 

①行動力

勉強をする、物件を探す、融資獲得する、業者を探す、客付けの営業をするなど自分から動いて行動できない人は絶対成功できません。

 

また不動産業者が全部用意しているのでお金だけ出せば成功できますよという不動産投資は詐欺的なものも多く含まれています。

 

基本的に不動産投資で失敗しているのは、ろくに勉強もせず、行動もせず、業者に勧められるままに購入してしまっているケースがほとんどで、楽して稼げると思っている感覚の方は絶対向かないです。

 

むしろ行動力で収益性を上げることが出来るのが「チャンス」という感覚を持てる人こそ、成功します。

 

②コミュニケーション力

良い物件情報も、融資も、リフォームも、客付け、管理もすべて人が絡みます。

 

お付き合いを深めて信頼を勝ち取れてこそ収益を上げることが出来ます。

 

また初対面の人と電話・対面で多く関わりますので、人見知りしないことも大事です。

 

人と関わっていくことが苦手・やりたくないという方も多いのではと感じますが、不動産投資では無理です。

 

成功している大家さんは積極的に人付き合いが出来る方がほとんどなのが、実情です。

 

大人しく消極的な方は、あまり成功していない傾向があると思います。

 

大家の集まりなどに積極的に参加している方ほどうまくいっています。

 

なお私は、気に入らない人と合わせることが苦手でよく喧嘩してしまうのが弱点ですが、一部の方とはずぶずぶの関係になれているので、よくして頂けていると感じています。

 

③属性

属性とは不動産でよく使われる言葉で、年収や自己資金などをさします。

 

正直いままでの積み上げがある方ほど、銀行が融資をしたいのは当然ですので、有利です。

 

小学生から受験勉強し一流中高一貫校に行き、一流大学に進学後、一流企業で活躍して積み上げている人と、ろくな学歴職歴もない人ではスタートラインが全然違います。

 

買える物件や金利などが大きく差が出ますので、属性が良い方こそ不動産投資は有利にできるので、おススメです。

 

低学歴でも、年収300万円でも成功出来ましたみたいな不動産投資の本は多いですが、現実は不利です。

 

厳しい状況から成りあがる方も多くいますが、ハンデにはなるので、そこを自覚したうえで巻き返そうという覚悟が必要です。

 

また個人的には、いままで努力で積み上げてきた人が優遇されて当然で、同じスタートが出来ると思っている考えが激甘だと思います。

 

学歴・職歴もない方はいままで負け続けた人生を不動産投資で変えたいという気持ちがより必要になります。

 

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本連載は大津社長(若杉龍志)著『20代サラリーマンでも脱サラできる不動産投資で成功する方法』(日本橋出版)より一部を抜粋し、再編集したものです。

20代サラリーマンでも脱サラできる不動産投資で成功する方法

20代サラリーマンでも脱サラできる不動産投資で成功する方法

大津社長(若杉龍志)

日本橋出版

この本を読んだだけでは不動産投資は絶対に成功しません。 多くの不動産投資の本では、「この本を読めば成功する!」のような見出しが散見されます。どこの誰が書いたかもわからない本を読んだだけで不動産投資が成功するなら…

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