本記事は、三井住友DSアセットマネジメント株式会社が提供するマーケットレポート『なるほど!ザ・ファンド』を転載したものです。

数年かかる場合もあるが、下落前の水準を上回って推移

過去15年のケースでは、下落局面の後に株価は上昇し、下落前の水準を上回って推移しています。

 

これまで何度か世界株式の下落局面がみられましたが、一時的に大きく下落した後は反転上昇してきました。

 

ケースによっては数年程度を要する場合があるものの、下落前の水準を上回って推移しています。したがって、下落局面でも株式を保有し続けることで資産価格は回復しています。

 

◆世界株式の推移

世界株式は、これまで大きく下落したとしても一時的なもので、そのあとには反転上昇をみせています。

 

(注1)世界株式はMSCIワールドインデックス(米ドルベース)。 (注2)データ期間は2005年1月末〜2020年2月末(2005年1月末を100として指数化)。 (出所)Bloombergのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成
[図表1]世界株式の推移 (注1)世界株式はMSCIワールドインデックス(米ドルベース)。
(注2)データ期間は2005年1月末〜2020年2月末(2005年1月末を100として指数化)。
(出所)Bloombergのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成

 

◆世界株式の大幅下落以降の推移

場合によっては回復に数年程度かかるケースもありましたが、その後は下落前の水準を超える価格で推移しています。このことから、株式の下落によって資産価格が落ちてしまっても、手放すことなく保有し続ければ産価格は回復していくことがわかります。

 

(注)世界株式はMSCIワールドインデックス(米ドルベース)。(出所)Bloombergのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成
[図表2]世界株式の大幅下落以降の推移 (注)世界株式はMSCIワールドインデックス(米ドルベース)。
(出所)Bloombergのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成


 

※当レポートの閲覧に当たっては【ご注意】をご参照ください(見当たらない場合は関連記事『世界の株式市場…「大きく下落した後」はどんな動きを見せる?』を参照)。

 

【ご注意】
●当資料は、情報提供を目的として、三井住友DSアセットマネジメントが作成したものです。特定の投資信託、生命保険、株式、債券等の売買を推奨・勧誘するものではありません。
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