不動産投資を成功に導く「マインド」の持ち方

今回は、不動産投資を成功に導く「マインド」の持ち方を解説します。※本連載は、現役医師でありながら、不動産投資家として6棟、195戸の不動産を所有する、本間けい氏の著書、『激務の現役医師が実践 レバレッジ不動産投資 自由になるための最速メソッド』(サンライズパブリッシング)の中から一部を抜粋し、現在の財産や技術、社会的信用という自己資本に、不動産投資という他人資本を注入して、経済的自由を手に入れる方法についてご紹介します。

一流アスリートの「ゾーンに入る」になぞらえて・・・

僕は、医学部時代にテニス部に所属しており、一応主将を任されていた身である(テニスといっても、ソフトテニスであるが)。今でもテニスが好きでよく見ているが、特にプロテニスプレイヤーの錦織圭選手の活躍に注目している。今年に入ってからは、ケガの影響もあってなかなか思うような成績を残せておらず、ランキングも下がってしまって残念であるが、彼のメンタルとフィジカルがガチっとはまった時の強さは、見ていても頼もしいし、何でも面白いように決めてくれるので、安心感がある。

 

ある時、錦織選手の試合を解説していた松岡修造さんが「圭はスーパーゾーンに入りましたよ!」という言葉を発していた。この「ゾーン」という言葉は、「フロー状態」などと言い換えることもできるが、自分自身の理解を超えたところで、最高のパフォーマンスを発揮することが出来ている状態だ。もちろん、日ごろの練習あってこそであるが、錦織選手はこの時、究極的に集中しており、自分の能力の最高状態にあったのであろう。

 

アスリートの「フロー状態」とはパフォーマンスが桁違いかもしれないが、投資家マインドを構築し、どんどん物件を買っていくことができる状態は、ある意味「フロー状態」にいることが条件となってくる。

慣れ親しんだ習慣に甘んじるのは「comfort zone」

下記の図をご覧いただきたい。僕らは普段この円の中心である「comfort zone」にいる。慣れ親しんだ習慣に甘んじているわけであるが、これは人間として当然の反応である。

 

[図表]THE RELATION OF STRENGTH OF STIMULUS
TO RAPIDITY OF HABIT-FORMATION 
Robert M. Yerkes and John D. Dodson(1908)

Journal of Comparative Neurology and Psychology. 18. 459-
482.
Journal of Comparative Neurology and Psychology. 18. 459- 482.

 

「comfort zone」にいるとき、僕らはいわゆる日常にいて「退屈」している状態だ。休日は、誰にも会わず、家でテレビを観て過ごす。平日は、ルーティーンをこなし、いつもと代わり映えのない日々を送る。この時の自分のパフォーマンスがどうかと問われると、はっきり言って平均以下になるだろう。日々の生活に気合が入っているかと問われると、ほとんどの人が「NO」と言うはずだ。

 

逆に、「panic zone」の時というのは、「恐怖」を感じている時である。新しい職場や仕事に向き合う時、慣れないプレゼンをしなくてはならない時、得体のしれないものを見た時など、日常から外れたところや、初めて経験することにナーバスになりすぎると、ここの領域に達する。

 

僕は初めてダイビングをした時に、この「panic zone」を経験した。最初からいきなり船で沖合まで連れて行かれ、ものすごく重たい酸素ボンベを背負わされ、突然船から突き落とされるのだ。この①重たいボンベと②突き落とされるという恐怖により、本当は泳げるはずなのに、溺れそうに感じ、ものすごくもがいて、パニック状態になった。それを経験しないと、潜れるようにはならないのだが、一時的に「panic zone」に入り、本来の泳ぎができなくなっていたのだ。

不動産投資を成功に導く「learning zone」への没入

自分が知らないことに挑むから恐怖感が過剰になり(panic zone)、パフォーマンスが下がる。かといって、退屈過ぎても生産性は上がらない(comfort zone)。この間の状態を「learning zone」と呼ぶ。

 

前述のフロー状態と似ていないだろうか? 退屈でもなく、恐怖も抱いておらず、行動に刺激が伴い、自身が成長している状態である。不動産投資の場合、どうしても、初期は「panic zone」に入らざるを得ない。そのボトルネックを経て、うまく「learning zone」に入ることができれば、余裕が出て、物件をどんどん買っていけるマインドになる。

 

「comfort zone」から外に出るということは、居心地の良いところから出ることであり、不確かなことへの挑戦をすることになるため、確実にエネルギーを使う。それを怖がってしまうと、いつまでたっても成長はない。

 

誰もが初めての経験に対して、「panic zone」に陥ることがなんとなく分かっていると思う。だから、足がすくんでしまうけれども、誰かそこに一緒に行ってくれる人がいると、とても安心できるはずだ。経験済みの人、メンター、彼らは確実に、僕たちを「panic zone」から救ってくれて、一緒に乗り越えてくれる。不動産投資の場合、僕がそうであったように、1棟目はどうしても「panic zone」に入る。それを落ち着かせてくれるのは、やはり仲間の存在であると強く感じる。

 

人間のパフォーマンスが段違いに良くなる「learning zone」に日常的に入れるようにしていくのも大切だ。退屈な状態ではなくて、常に自ら刺激を求めていくようなイメージになるが、その刺激もあまり強すぎる刺激ではなく、知識を伴った刺激が良いと考える。

 

僕の場合は、気になる本があったらすぐに買うし、学んでみたいことがあれば即飛びつく。ずっとやっている作業に対して、自分が成長できるのかという部分もかなり意識していて、成長ができないようであれば止めて、また別の新しいことを常に探し始める。

 

こういった刺激を求めていく作業も、仲間が助けとなる。仲間が多ければ、その数だけ真新しい知識などに触れる機会も多くなるし、同じ数だけ成功談、失敗談も聞くことが出来る。不動産投資を始める際には、同じ志を持った仲間と共に切磋琢磨し合い、時には自分の物件の自慢話を聞いてもらったりしながら、楽しく続けて行っていただきたいと思う。

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連載現役医師が教える「レバレッジ不動産投資」

医師
医学博士
不動産投資家

1982年生まれ。山形県出身。
2013年8月に不動産投資の開始を決意、1年以上の購入できない期間を経験し、2015年4月に1棟目を購入。その後わずか1年間で5棟を購入し、家賃収入は年間約1.3億円を突破。
現在は6棟、195戸の不動産を所有し、家賃収入1.5億円、返済比率35%を誇る。収益の柱を本業とは別に立てることによって、経済的な事情に左右されずに医師業に専念する日々を送る。

著者紹介

レバレッジ不動産投資

レバレッジ不動産投資

本間 けい

サンライズパブリッシング

融資の出やすい人は、スケールメリットを活かすべし! 忙しい現役医師である著者は、ライバルの多い物件よりも、 金融機関から融資を引いて高額な物件で勝負する方が有利だと気付きます。 本書では、プレミアム層ならではの不…

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