著者

  • 杉田 俊介

    批評家
    1975年生まれ。自らのフリーター経験をもとに『フリーターにとって「自由」とは何か』(人文書院)を刊行するなど、ロスジェネ論壇に関わった。ほかの著書に、『非モテの品格――男にとって「弱さ」とは何か』(集英社新書)、『宮崎駿論』(NHK出版)など。『対抗言論』編集委員、「すばるクリティーク賞」選考委員も務める。

関連書籍

  • 男がつらい! - 資本主義社会の「弱者男性」論 -
    著者
    杉田 俊介
    出版社名
    ワニブックス
    発行年月
    2022年10月
    【“男らしさの呪縛”から解放されよう!】 現在の男性たちには、案外、低く鈍く冴えない人生を幸福に生きていくというモデルがあまりないのではないか?  極端にマッチョな「男らしさ」だったり、家父長制度的な意味での父親像だったり、自己啓発的に勝ち抜けるような男性像だったり、リベラルでスマートすぎる男性像だったり…。そのような「男」の人生のモデルはあるけれども、それ以外にもいろんな選択肢や「物語」があってもいい。 「ぼくたちもだらだら、まったり楽しんでいい!」 冴えない、裕福でもない、特別な才能もない平凡な人生を幸福に生きていく――。 男たちの新しい生き方のモデルを提示する意欲作。

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