連載

75歳の介護老人施設長が贈る…さみしさと向き合い、これからの人生を豊かに生きるコツ

※本連載は、川村隆枝氏の著書『亡くなった人が教えてくれること 残された人は、いかにして生きるべきか』(アスコム)より一部を抜粋・再編集したものです。

著者

  • 川村 隆枝

    医師、エッセイスト
    1949年、島根県出雲市生まれ。東京女子医科大学卒。同医大産婦人科医局入局。1974年に夫の郷里の岩手医科大学麻酔学教室入局、同医大付属循環器医療センター麻酔科准教授。2005年(独法)国立病院機構仙台医療センター麻酔科部長。2019年より、岩手県滝沢市にある「老人介護保険施設 老健たきざわ」施設長に就任。

    仙台で麻酔科医として多忙な日々を送るなかで、自身の体験をつづった『心配ご無用 手術室には守護神がいる』を上梓。本書は鈴木京香・三浦友和主演で映画化される。

    その後も、医師や、介護施設の施設長として働きながら、夫の介護や介護施設での経験をもとにエッセイを執筆。エッセイストとしても活躍を続けている。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

関連書籍

  • 亡くなった人が教えてくれること 残された人は、いかにして生きるべきか
    著者
    川村 隆枝
    出版社名
    アスコム
    発行年月
    2024年12月
    寂しさ・孤独を味わった今だから出来ることもある! そして、愛するあの人が、これから「どう生きるか」を教えてくれる。 大切な人がなくなったあと、「こうしてあげたかった」とか「ああすれば良かった」と後悔をしてしまったことはありますか。 日にちが経つと悲しみは薄れていくといいますが、決してそうではありません。 私自身も、この10年で、父、母、そして夫と、最愛の人達と別れを告げましたが、後悔の連続で胸が痛く、寂しい夜を過ごすこともあります。むしろ日が経つにつれて、淋しさ哀しさは一層増しているような気さえしています。 しかし、それでも、残された人は生きなければなりません。 本書は、さみしさに向き合いながらも、前を向いて歩き出すためのきっかけとなるような、考え方などをお伝えしていければと思います。

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