親にとって、子どもは何歳になっても子ども。親として心配になる気持ちは自然なものです。しかし、成人した子どもの生活に親が手を出し続ける続けることが、必ずしも本人のためになるとは限りません。子どもへの仕送りや頻繁な訪問が続けば、自分たちの老後資金を圧迫してしまうこともあります。「心配だから」という親心が暴走した67歳主婦のケースとともに、FPの小川洋平氏が解説します。
(※写真はイメージです/PIXTA)
「何歳になっても心配なの」…新幹線で上京・スペアキーで40歳息子の部屋に潜入した“母の暴走劇”。その裏で「貯金250万円消失」迫りくる老後危機【CFPが助言】
自分たち自身の人生とお金に目を向ける
親にとって、子どもが何歳になっても心配なのは当然かもしれません。しかし、子どもの人生と親の人生は別のものです。40歳になった息子には、自分の生活を自分でつくる責任があります。そして美智子さん夫婦にも、自分たちの老後を自分たちで守っていく必要があります。
子どものためと思って続けていた仕送りや頻繁な訪問が、相手から求められていないのであれば、一度立ち止まってみてもいいでしょう。そのお金を夫婦の生活や旅行、これから必要になる医療・介護費などのために残しておくことも、大切なお金の使い方です。
子どもの自立を信じて少し距離を置き、自分たち自身の人生とお金に目を向けること。それもまた、親子がお互いに自立し、長く良好な関係を続けていくために必要なことではないでしょうか。
小川 洋平
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