お盆になると、「子どもや孫が帰省してくるのでおもてなしが大変」という声をよく耳にします。子どもが実家から遠く離れた場所で生活している場合、実家への帰省は年に数回の一大イベントです。では、子ども家族が実家のすぐ近くに暮らしている場合はどうでしょうか。近藤夕子さん(仮名・70歳)は、むしろお盆が来るのを待ち望んでいるようで―。その理由を見ていきましょう。
お盆期間はワンオペから解放
それでも夕子さんが夏休み中のお世話を続けられているのは、お盆があるからです。咲さん夫婦は毎年お盆になると1週間の休みを取り、旦那さんの実家がある熊本県に帰省しています。お盆の期間は真奈ちゃんのお世話から解放されるだけでなく、お金をまったく使わずに過ごせる日もあります。
「お盆があるから何とかなっている」と語る夕子さんですが、本来であれば、夏休み期間中の真奈ちゃんの食費やレジャー代は咲さん夫婦が支払うものです。
「子どもに頼られると無理をしてでも助けてあげたくなる」という親心は理解できます。しかし、夏休み限定とはいえ週5日で孫の生活費を負担するのは、高齢者世帯の家計を大きく圧迫します。
「週3回は学童に預けられないか相談する」「お弁当は咲さん・旦那さん・夕子さんで週1回ずつ作る」など、お互いに無理なく継続できる方法を見つけていく必要がありそうです。