「いくら使っていいか」の把握で人生は変わる

このように数字でシミュレーションをすれば、「いくらまでなら使っていいのか」という根拠が手に入り、「お金がなくなるのが怖いから何もしない」という状態から脱却できます。

自分が使ってもいいお金が明確になったら、やりたいこと、行きたい場所などに具体的に予算を割り当て、計画を立てて実行に移していきましょう。「この金額までは使っても生活は破綻しない」という見通しがあれば、安心して新しい経験に投資できるはずです。

もし自分一人で実行に移すのが難しければ、毎年の予算化を習慣にしたり、定期的に旅行などが企画されるコミュニティに参加したりして、「自動的に新しい機会に触れる仕組み」を活用するのも有効な手段です。

お金を増やすこと自体をゴールにしない

お金は充実した人生を送るための「手段」であり、ただ増やすこと自体をゴールにして今の生活を犠牲にしては本末転倒です。

なんとなくの不安からお金を貯め込むのではなく、現在の資産と将来の収支を正確にシミュレーションして「使っていいお金」を明確にし、計画的に予算を割り振ることで、不安のない豊かな人生をデザインしていきましょう。

鳥海 翔
株式会社Challenger代表取締役
FP(ファイナンシャル・プランナー)/投資家

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