読みたい本を、極力お金をかけずに手に入れたい……そんなとき、知人に借りたり、図書館で探したりする人は多いのではないでしょうか。しかし、12万部超えのベストセラー『節約の王道』の著者・林望氏は「図書館や人から本を借りることはなく、読みたい本は自分で買う」といいます。節約の達人は本にお金をかけるその理由について、林氏の新著『節約を楽しむ あえて今、現金主義の理由』(朝日新聞出版)からみていきましょう。
図書館で借りれば“タダ”だが…節約の達人が「本は借りずに買って読む」ワケ
「お金の節約」とは「お金を使わないこと」ではない
お金を使うことだけれども、新本で買うばかりではなく、同じもので古本のほうが安ければ、それを買う。そういう「知恵」も必要です。なにぶんお金は有限ですからね。
本だけでなく、古いCDなども、ブックオフのような所に出かけて探してみると、やはり掘り出し物に出合うことがあります。そうしたことは、自分にチョイスする見識があるかどうかの問題です。欲しいものが安く手に入れば、単純にうれしい。お金の節約というのはそうしたものです。
世の中は、お金を出しさえすれば大抵のことはなんとかなります。トランプのように大統領にだってなれる。かといって、お金はいくらでも出せばよいというものではありません。
「できるだけお金を出さずに、それだけの価値のものを手に入れる」ということが賢い生き方ではないのかなと思います。
まして、我々は手許に無尽蔵のお金があるわけではない。使えるお金の中で無駄を出さないでやろうと思えば、ヤフーオークションや「日本の古本屋」などさまざまなメディアを利用することが一番いい。
また各地の古書店と日ごろから「おつきあい」の買い物をしておいて、目録などが出た時にはすぐ送ってもらう、そしてまた、時には当面必要はなくても、御愛想に買っておく、そういう智慧も必要です。
そして各店の目録などを順繰りに見ておいて、つねづね古書の相場観を養っておく、そこにまた投資の「種」があります。
林 望
作家・書誌学者
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