手順④:複数の買取店を集めて「入札方式」で査定してもらう

同じ時間帯に複数の買取店が集まったら、「入札方式にするので、各社見積もり終わったら、最後に名刺の裏に査定額を書いて出してください」と言っておきます。

後出しジャンケンができないように、時間を決めて、その時間に各社集合して、名刺の裏に見積もりを書いて一斉に出してもらいます。

この際に、「競り方式にしてほしい」という要望もあるかもしれませんが、競りだと1000円ずつなど少しずつ上がっていくため、飛び抜けたビックリ価格が出にくいのでオススメしません。競りを希望するのは、高買いしすぎないための買取店の都合です。

入札方式のほうが数十万円単位の飛び抜けた価格が出やすいのでオススメです。

そして、ディーラーで聞いておいた下取り査定額を最低入札価格として、集めた買取店に伝えます。「ディーラーでもらっている査定額が○○円だったので、それ以下ならディーラーに出します」と。そうすれば、最低でもその額は超えた査定を出してくれるはずです。もし超えなかった場合は、ディーラーに売却してしまえばいいだけです。

また、併せて「査定額は書類代行費用や車両引取料金なども含めた、口座へ振り込む金額を書いてください。査定後の減額には応じません」と伝えます。後から難癖をつけて減額要求してくる買取店もあるそうなので、そのリスク対策ですね。

各社がそれぞれクルマを査定し、1時間くらいで査定額が出揃うはずです。すべての買取店で査定が終了したら、いざ名刺の裏に金額を書いてもらい「いっせーの、せ!」で提出してもらいます。