月に1回ペースでクルマを購入し、現在20台以上のクルマを所有している筆者。そんな著者が特にオススメする国産ミニバンを、今回はサイズが小さい順にみていきましょう。同氏の著書『損しない「クルマの買い方」大全』(KADOKAWA)より紹介します。
残クレで話題の「アルヴェル」だが…新車価格「最低670万円から」トヨタ・ヴェルファイア“購入希望者が後を絶たない”ワケ【月1ペースでクルマを購入するYouTuberが解説】
高級感ある内外装でリセールも良好!「トヨタヴェルファイア」の魅力
ラージサイズミニバンとしてはトヨタのアルファードとヴェルファイアがありますが、個人的にはヴェルファイア(スタート価格670万円から)を推したいです。
その理由としては、ヴェルファイアにのみ「エグゼクティブラウンジ」以外のグレードでも19インチアルミホイールが装備されるからです。アルファードの「Z」グレードでは18インチのみとなっていますが、ヴェルファイアの「Z Premier」では19インチ。ダークなメタリック塗装のアルミホイールはとても高級感があり、所有満足度は高いです。このホイールのためだけにヴェルファイアを選んでもいいのではと思えるほどです(笑)。
アルファードで19インチを装備するには、最上級グレードの「エグゼクティブラウンジ」を買うしかないのですが、さすがに法人でもない限りはプラス200万円以上は払えないと思います。
またヴェルファイアにのみ、サンセットブラウンというタンカラーのプレミアムナッパレザーシートが装備されており、この内装カラーもヴェルファイア専用色になっています。その分、価格はアルファードの「Z」より、ヴェルファイアの「Z Premier」のほうが高くなっています。
ヴェルファイアには2.4ℓターボモデルと、2.5ℓハイブリッドのパワートレインが用意されていますが、個人的にはハイブリッドのほうが上級ミニバンのキャラクターに合っている気がして、そちらを買いました。
アルファードでは2.5ℓガソリンモデルと2.5ℓハイブリッドが用意されているのが違いです。アルファードのガソリンモデルならスタート価格も540万円から(初期モデル)と、導入しやすい価格帯かつリセールも間違いなく良いので、オススメのグレードとなります。
ただし、この本を執筆している2024年12月時点ではアルファードとヴェルファイアの受注がストップしています。中古で探すのもアリですが、プレミア価格となっているので少し割高感はあります。即納できることを考えれば、多少のプレ値でも我慢してもいいかもしれません。
今後、受注再開した際には、上級グレード以外の安いグレードも追加されるとの噂なので、それらも要チェックですね。