個人株主向けに企業が行っている株主優待制度は、実は日本独自のものです。日本の“贈答文化”が生んだ制度、なかでも特に人気なのが「食券」や「金券」なのだとか。そこで今回「金券」を優待に設定している企業のなかから、6月末に権利が確定する銘柄を「3社」厳選して紹介します。※2025年6月の権利付き最終日は6月26日(木)です。
3.総医研ホールディングス〈2385〉…買物優待券
(※画像はイメージです/PIXTA)
2025年6月16日時点:162円/売買単位:100/割当基準日:6月末日
1994年設立の「総医研ホールディングス」は、新規医薬品や機能性食品等の研究開発を目的に設立された、大阪大学発のバイオベンチャー企業です。
研究対象であるバイオマーカー技術を基礎として、長年にわたり食品等の臨床評価を通じて培ったエビデンスとノウハウが強み。
特定保健用食品の臨床評価試験を受託する「評価試験事業」や、特定保健指導等の健康保険組合に対する各種サービスの提供を行う「ヘルスケアサポート事業」などを展開しているほか、BtoC事業として独自商品ブランドを販売する「化粧品事業」や「健康補助食品事業」なども展開しています。
そんな総医研ホールディングスは、100株以上を保有する株主に対し、グループ会社ビービーラボラトリーズの化粧品やヘアケア商品、「イミダペプチド」など日本予防医薬のドリンクが20%割引になる優待券を進呈。
なお、500株以上保有している場合、40%割引とさらにおトクになります。
◆優待内容
(1)(株)ビービーラボラトリーズ化粧品、ヘアケアなど買物優待券
(2)日本予防医薬(株)ドリンクなど買物優待券
(1)20%割引、(2)----------(100株以上)
(1)40%割引、(2)----------(500株以上)
※ (2)指定商品を株主優待価格で購入可
※ 本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄を推奨するものではありません。