個人株主向けに企業が行っている株主優待制度は、実は日本独自のものです。日本の“贈答文化”が生んだ制度、なかでも特に人気なのが「食券」や「金券」なのだとか。そこで今回「金券」を優待に設定している企業のなかから、6月末に権利が確定する銘柄を「3社」厳選して紹介します。※2025年6月の権利付き最終日は6月26日(木)です。
2.ツカダ・グローバルホールディング〈2418〉…自社ホテル優待券など
2025年6月16日時点:586円/売買単位:100/割当基準日:12月末日/6月末日
1995年設立の「ツカダ・グローバルホールディング」。直営施設を持ち、挙式・披露宴を行う婚礼事業を主力に展開しています。全国17店舗(54バンケット)の直営施設を持ち、沖縄・ハワイ・バリ島ではリゾートウエディングを展開。
さらに、海外2つを含む7つのホテルを経営するなど、近年ではホテル事業にも力を入れているほか、複合温浴施設及び総合フィットネスクラブの運営を行う「W&R事業」(ウェルネス&リラクゼーション事業)も展開しています。
そんなツカダ・グローバルホールディングは、100株以上を保有する株主に対し、自社グループ施設内レストランなど飲食代金、ホテル宿泊代金、リラクゼーション施設の施術代金、スパ施設の入浴代金、フィットネス施設の入会金割引に利用できる株主優待券を2枚進呈。
なお、5,000株以上保有する場合はこれに加え(2)自社ホテル優待券、10,000株以上保有の場合は(3)1泊招待券がもらえるほか、3年以上継続保有の場合(2)と(3)がグレードアップ。長期保有の場合、よりおトクになる銘柄です。
◆優待内容
(1)株主優待券
(2)自社ホテル優待券
(3)自社ホテル宿泊1泊招待券
(1)2枚----------(100株以上)
(1)2枚、(2)5,000円分----------(5,000株以上)
(1)2枚、(2)5,000円分、(3)1枚----------(10,000株以上)
※ (1)自社グループ施設内レストランなど飲食代金、ホテル宿泊代金、リラクゼーション施設の施術代金、スパ施設の入浴代金、フィットネス施設の入会金割引に利用可
※(2)(3)3年以上継続保有(12月末日および6月末日の株主名簿に同一株主番号で連続7回以上記載、かつその全ての基準日において、各区分の最小株式数を下回ることなく保有)の株主は下記のとおり
(2)10,000円分---(5,000株以上)
(2)10,000円分、(3)2枚---(10,000株以上)