ストレスが溜まりやすい現代、癒しを求めて訪れたくなるのが「温泉」です。みんな大好きな温泉ですが、もっとも人気を集める「温泉地」はどこなのでしょうか? ビッグローブ株式会社が行った「第16回 みんなで選ぶ 温泉大賞(R)」の結果をもとに、西日本で人気の温泉地トップ3をみていきましょう。
(※写真はイメージです/PIXTA)
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第2位は、豊臣秀吉も愛した“歴史的名湯”
【大関】有馬温泉(兵庫県)
[画像2]有馬温泉 夜景/PIXTA
大関に輝いたのは、同じく兵庫県の「有馬温泉」。日本書紀や風土記などに登場するほど長い歴史を持つ、「日本三古湯」のうちのひとつです。(なお、日本三古湯は有馬温泉のほか、愛媛県の道後温泉、和歌山県の白浜温泉があります)。
平安時代には清少納言、室町時代には足利義満、明治時代には福沢諭吉など、数々の偉人が心身を癒したとされます。なかでも豊臣秀吉は、44歳から亡くなるまでの17年間で9回も湯治を行うなど、有馬温泉をこよなく愛したようです。
有馬温泉の源泉は、大きく分けて「金泉」と「銀泉」の2種類。「含鉄ナトリウム塩化物強塩高温泉」の金泉は神経痛や筋肉痛、関節痛などに効くとされ、「二酸化炭素泉」や「放射能泉」の銀泉は、むくみの解消や高血圧などに効果があるといわれています。
さらに、銀泉のうち「ラドン泉」は飲むことも可能。強めの炭酸がさわやかな喉ごしで、気管支性喘息や軽度の末梢性動脈血行障害に効果があるといわれています。おいしいかどうか、訪れた際はぜひお試しを。
【東京から有馬温泉までの所要時間・運賃】
■時間……3時間25分
■運賃……1万5,140円
※ 新幹線を使用した場合。参照:NAVITIME「東京-有馬温泉」おすすめルート