北海道余市町・90年ぶり新ウイスキー蒸留所が造り出す「限定ウイスキー」
ふるさと納税の返礼品で手に入れる。詳細についてはコチラ>>>
世界的に評価が高まる!人気沸騰中のジャパニーズウイスキー
世界中の愛好家を魅了するウイスキー。日本で販売用の生産が開始されたのは、約100年前だ。生産量の多いスコットランドなどの国と比べれば歴史は浅いが、ジャパニーズウイスキーは「世界5大ウイスキー」のひとつに数えられるブランド力を獲得した(他の国はスコットランド、アイルランド、カナダ、アメリカ)。その魅力は繊細でバランスも秀逸な風味。国際品評会でも、ジャパニーズウイスキーは数多くの賞に輝いている。
高評価を受け、ジャパニーズウイスキーの定義や自主基準を整備しようという動きも見られる。海外に比べ曖昧だった原酒や熟成年数、そして産地表記の規則を改善すべく、2021年2月に「日本洋酒酒造組合」が自主基準を制定。同年からウイスキー製造免許を取得済の国内82社が遵守を開始した。
「ジャパニーズウイスキーを名乗るためには、①原材料として麦芽と日本国内で採水された水を使用すること。②糖化、発酵、蒸留は日本国内の蒸留所で行い、蒸留の際の留出時のアルコール分は95度未満とすること。③原酒は700リットル以下の木樽に詰め、日本国内で3年以上貯蔵すること。④日本国内で瓶詰し、充填時のアルコール度数は40%以上とすること。以上、4つの要件を満たしている必要があります」

ジャパニーズウイスキーの産地としては「山崎」を生む大阪、「白洲」を生む山梨などが挙げられるが、北海道余市町も外せない。寒冷な気候、澄んだ水源を有する地理条件がウイスキー造りに適しており、ニッカウヰスキーのシングルモルト「余市」の生産地として高い知名度を誇っている。
そんな北海道余市町で2024年、90年ぶりに新たな蒸留所が誕生した。同町の人気ワイナリーとして確固たる地位を確立している「リタファーム&ワイナリー」の新たなる挑戦である。
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北海道余市町「90年ぶりのウイスキー蒸留所」に込めた想い
リタファーム&ワイナリーは東京ドーム約0.5個分にあたる3ヘクタールの葡萄畑を管理している。専用品種のワインはすべて自社畑産のブドウ100%。また野生酵母による自然発酵で、可能な限り自然に逆らわない醸造を実践している。家族経営のため生産本数に限りがあるという事情も相まって、多くの注文が殺到する人気ワイナリーである。

「2013年に余市町でワイナリーを立ち上げ、地産ブドウを活かした自然派ワインを造ってきました。2020年にはクラフトビール造りにも着手したのですが、おかげさまで非常においしいビールに仕上がっています。ビールの原料は麦芽で蒸留すればウイスキーになる。当然、ウイスキー造りの構想は初めからありました。2024年、余市町では90年ぶりとなる蒸留所『サワマチウイスキー』で念願のウイスキー造りをスタートさせることができたのです」
記念すべき第一回目の製造を終え、熟成期間に入ったサワマチウイスキー/リタファームのウイスキー。気になるその風味は?
「蒸留したてのウイスキーを口にしましたが、ブランデーのようなフルーツを連想させる味わいでした。余市町の水と空気がそうさせるのでしょうか。何年後かに開封した際、どのような味に仕上がっているのか、今から楽しみです」
夫妻はすでに近い将来のウイスキー造りに目を向けている。
「ジャパニーズウイスキーは世界中から注目を集めていますが、原料には外国産の麦芽が使用されることが多い。私たちはブドウを栽培するところからワインを造ってきたので、ウイスキーにも地産原料を使いたいと考えています。そこで手始めに近隣の農家さんと提携し、2025年の春蒔きから麦を育てていくことになりました。
また現在の日本には、ウイスキー樽づくりに対応可能な会社がほとんどありません。将来的には有志の企業とコラボレートし樽作りまでを国内で完結させ、“真のジャパニーズウイスキー”を造りたいと考えています」

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記念すべき初回製造ウイスキーがふるさと納税返礼品に
サワマチウイスキー/リタファームの記念すべき初回製造ウイスキーが、ふるさと納税返礼品に選ばれた。しかしジャパニーズウイスキーには3年以上の熟成が義務づけられているため、すぐに手にすることはできない。そこで採用されたのが「所有権NFT」という手法。NFTはコピーや改ざんができないデジタル資産であるため、購入から数年が経ったとしても所有権が明白である。
さらに、今回のNFTには所有権のほか、樽の開封タイミングを決める投票権も付与された。購入者が3・5・10年後のいずれかを選択できる。全国のウイスキー愛好家にとっては、北海道の雄大な自然を感じられる魅力的な返礼品に違いない。
「3樽で熟成中のウイスキーはボトルにして900本分で、寄付額は1口7万円。すでに400以上のお申し込みをいただいたそうです(2025年1月末時点)」

このようにエッジの利いたふるさと納税返礼品を仕掛けたのは、北海道に拠点を置くIT企業、株式会社あるやうむ。ふるさと納税とNFTを組み合わせるという手法が注目を集め、これまでに全国20自治体とコラボレーションした実績を持つ。
ジャパニーズウイスキーの聖地、北海道余市町に90年ぶりに誕生したウイスキー蒸留所による新しい挑戦。日本のウイスキー愛好家たちが注目する限定ウイスキーを、この機会にぜひ手に入れてみてはどうだろう。
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