株主優待は、株式投資の醍醐味のひとつ。自社製品やサービスの割引など、日常的に使える特典が多く、投資家にとって嬉しい制度となっています。今回は、6月末に権利確定する株主優待のうち、ユニークな優待品や長期保有特典がある銘柄を厳選して紹介します。
3.江崎グリコ〈2206〉…Glicoグループの商品
2024年12月20日時点:4,740円/売買単位:100/割当基準日:6月末日
ポッキーやビスコ、プッチンプリンなど、ロングセラーのヒット商品が数多い江崎グリコ。創業は1922年で、こうした菓子のほか、冷菓・食品・乳製品などを製造・販売する総合食品メーカーです。製造販売だけでなく、オフィスにお菓子ボックスを設置する「オフィスグリコ」や、スーパーでは買えない商品を購入できる通信販売など、枠にとらわれず挑戦の領域を広げています。
また、ポッキーを中心に海外展開にも力を入れており、近年は冷菓事業の海外展開もスタートさせました。国内に10の拠点と7つの関係会社、海外には12ヵ国に18もの関係会社があります。
そんなグリコは、100株以上を保有する株主に対し、保有株数に応じたグリコグループ商品を進呈しています。また、3年以上継続保有している場合、商品がより豪華に。3年以上、1,000株以上を保有している株主は、6,000円相当の商品がもらえます。
◆優待内容
Glicoグループ商品
1,000円相当----------(100株以上)
2,000円相当----------(500株以上)
4,000円相当----------(1,000株以上)
※3年以上継続保有(6月末日および12月末日の株主名簿に同一株主番号で連続7回以上記載)の株主は下記のとおり
1,500円相当----------(100株以上)
3,000円相当----------(500株以上)
6,000円相当----------(1,000株以上)
4.オカムラ食品工業〈2938〉…しゃけ
2024年12月20日時点:4,095円/売買単位:100/割当基準日:6月末日
世界8ヵ国に拠点を構え、生食用サーモンを中心とした垂直統合型ビジネスモデル(養殖・加工・卸売)による事業を展開しているオカムラ食品工業。
サーモンの需要はアジアを中心に世界的に大きく伸び続けている一方で、供給面では大幅な増加が難しい状況にあります。サーモン養殖量の拡大が期待されるなか、国内でのサーモン養殖量の増加やアジアにおける卸売事業の拡大を軸として、さらなる成長へと力を注いでいます。
そんなオカムラ食品工業は、5,000円相当の自社製品を進呈しています。
5,000円相当の自社で養殖あるいは加工した食品
(100株以上)
5.ビューティカダンホールディングス〈3041〉…フラワーレッスン
2024年12月20日時点:417円/売買単位:100/割当基準日:6月末日
生花祭壇の企画提案・制作・設営と、生花卸・物流を2本柱とし、そのほかブライダル装花、システム開発事業も行っています。
生花事業と周辺事業が一体となり、生花祭壇事業を核とした業容拡大により、業界の発展と文化の継承に寄与する企業グループを目指しています。
そんなビューティカダンホールディングスは、自社商品の割引だけでなく、フラワーレッスンへの招待も。3年以上の保有で熊本県特産品を進呈しています。
◆優待内容
(1)自社グループ運営サイトおよび店舗の商品割引または無料
(2)フラワーレッスン招待(抽選、オンライン開催)
(1)30%割引、(2)----------(100株以上)
(1)50%割引、(2)----------(1,000株以上)
(1)80%割引、(2)----------(10,000株以上)
(1)無料、(2)----------(20,000株以上)
※1,000株以上を3年以上継続保有の株主には下記のとおり熊本県特産品を追加進呈
3,000円相当(送料込み)---(1,000株以上)
5,500円相当(送料込み)---(5,000株以上)
※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄を推奨するものではありません。