快適な部屋で過ごしたいですよね。勤務医で賃貸オーナーのこう氏は著書『ひとり暮らし大全 自分空間を整えれば人生は好転する!』で理想の部屋にまつわるヒントを伝えています。どんなことを知ればいいのでしょうか? 本書から紹介します。
部屋づくりのヒントは意外に少ない
人によってどんな部屋が理想なのかは違ってきます。リモートワークがあるのかないのか? 家賃を抑えたワンルームの中で工夫をするのか? 家賃が上がっても部屋数を増やす選択をするのか? プライオリティをどこに置いているかによって、部屋づくりの方向性が変わってきます。
雑誌に掲載されている部屋のレイアウトなどに合わせて、同じような部屋をつくったとしても、それが自分に合っているかはわかりません。大人になると友人の部屋などへ行く機会が減るので、みんながどんな部屋に住んでいるのかはイメージしにくいところがあります。
当たり前のことながら、ドラマの登場人物が住んでいるような部屋は、現実味の薄い別世界のようなものです。結局のところ、部屋づくりは自分なりに手探りをして進めていくしかないのです。ヒントが少なく、答えがひとつしかないわけではない―。だからこそ、この本では、できるだけ多くの人の参考になるようなヒントを提示したいと考えました。
こう
賃貸オーナー