価格帯の二極化が進む老人ホーム。「老後を過ごすための予算が限られている」「家族に遺産をなるべく多く遺したい」など、低価格な老人ホームへの入居を考えている人は少なくありません。本記事では、業界最大級の老人ホーム・介護施設検索サイト「LIFULL 介護」を運営する株式会社LIFULL seniorが発表した「高級老人ホームが多い市区町村ランキング」を詳しくみていきます。
予算内で老後を過ごす施設を探しておきたい
近年、有料老人ホームは二極化が進んでいます。老後を施設で安心して過ごしたいが、使える予算は限られている、という人も多いのではないでしょうか。
低価格老人ホーム(入居一時金500万円以下、月額20万円以下のプランを持つ介護付き、住宅型有料老人ホーム)の入居一時金の相場は49万円、月額は17万円です。
そこで今回は、業界最大級の老人ホーム・介護施設検索サイト「LIFULL 介護」を運営する株式会社LIFULL seniorが発表した、都内の「低価格老人ホームが多い地域ランキング」を紹介します。
第3位 町田市・江戸川区(10ヵ所)
3位には東京都の南端にある町田市と、東部に位置する江戸川区がランクインしました。両エリアとも緑あふれる公園が多いという特徴があり、自然を感じながら日常を過ごすことができます。
地域社会との交流に力を入れている施設も多く、家族と離れても孤独を感じることなく生活できるでしょう。
第2位 足立区・八王子市(11ヵ所)
2位も2つの街がランクインしました。
八王子市は都心からやや離れていながらもにぎわっており、治安が悪いといわれがちな足立区も、近年は行政の積極的な取り組みで子育て世代からの人気も高まっており、緑豊かな公園も多く、暮らしやすいエリアとなっています。いずれも土地の起伏が少なく、シニア世代でも過ごしやすい地域です。
低価格でありながら立地や居心地のよさに力を入れた施設もあり、介護が必要な人を受け入れる体制が整っているところも多いため、多様な選択肢から自身に合った施設を選ぶことができます。