フィクションでもよくテーマになっている「相続」にまつわるトラブル。普段はなかなか顔を合わせない親族が財産について話し合う場では、揉めやすいというのも致し方ないのかもしれません。実際に起きやすいトラブルとしては、どういったものがあるのでしょうか。株式会社NEXERが発表した「相続時に揉めやすいことランキング」より、詳しく見ていきましょう。
第1位は、「分配に関するトラブル」
1位は、「分配に関するトラブル」でした。やはり揉めやすいのは遺産分割に関すること。
不動産や有価証券、美術品などは価値が変動するため、公平に分けることが難しく、トラブルの元になってしまいます。親族で均等に分けるのか、お世話をしていた人に多く分けるのかといったことのすり合わせも大変です。
遺産分割がスムーズに行われない場合、家庭裁判所での調停・審判が必要になるほか、各種相続税控除が受けられなくなってしまうおそれもあるのだとか。大切な人や自分の財産を守るためにも、遺言書は書いておくのがよいでしょう。