新NISAの開始を機に投資をはじめた、または投資を検討しているという人も多いのではないでしょうか。そこで今回、メガバンク出身で現在チャンネル登録者数70万人超の資産運用YouTuber小林亮平氏が、投資初心者が知っておきたい「低コストの人気ファンド」を紹介します。小林氏の著書『イラストと図解で丸わかり! 世界一やさしい新NISAの始め方』(KADOKAWA)より詳しくみていきましょう。
約35年間、ずっと右肩上がり!?…〈新NISA〉で選ぶべき「低コストの人気ファンド」3選【メガバンク出身の人気YouTuberが“ズバリ”発表】
インデックス投資でおすすめのファンド3選
おすすめの全世界株式インデックスファンドは、この3つが低コストで人気です。
①eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
②楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド
③はじめてのNISA・全世界株式インデックス(オール・カントリー)
特にeMAXIS Slimシリーズは、ラインナップも充実していて、コストが安いインデックスファンドの代表格にもなっているので、覚えておくといいでしょう。
近年はインデックスファンドの手数料競争が激化していて、保有コストである信託報酬が年0.1%未満のファンドも出てきているため、仮に1万円でインデックスファンドを買って1年間運用したとしても、信託報酬は10円もかかりません。
非常に手数料が安いインデックスファンドは、私たち投資家にとって大変ありがたい商品だと言えるでしょう。
ちなみに先ほどのおすすめ全世界株式インデックスファンド3銘柄は、今回紹介したMSCI ACWI Indexに連動しています。
MSCI ACWI Indexにおける各国の構成比率を見ると、現状は米国が約62%とかなり高くなっています。
MSCI ACWI Indexの構成比率は各国の株式市場の時価総額の増減によって変わりますが、今はそれだけ世界的に見ても、米国の株式市場の規模が大きいのです。
小林亮平
資産運用YouTuber