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60代父が「米国ETF」で選んだ3銘柄

参考として、60代である私の父の運用実績をシェアしておきます。米国ETFで複数の投資商品を買っているため、やや中級者よりの運用となりますが、ちょっと難しいなと思った方はさっと目を通すだけでもOKですよ。

米国ETFはニューヨークなどの証券取引所に上場している投資信託です。投資信託では選べない商品も、米国ETFならラインナップしている特徴があります。

まず初めに、私の父が保有している米国ETFは3銘柄で、VTI、VGLT、そしてIAUです

VTI(バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)は、全米株式とも言われますが、S&P500とパフォーマンスに大きな差はないので、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)などで代替可能です。

またVGLT(バンガード・米国長期国債ETF)は債券の一種ですが、米国長期国債に連動します。債券はローリスク・ローリターンですが、米国長期国債はやや特殊で、リスクは比較的高く、米国株と反対の値動きをする傾向があります。

その上で、米国長期国債に連動する投資信託は見つけられていないので、米国ETFで購入することになりました。

最後にIAU(iシェアーズ・ゴールド・トラスト)は、いわゆる金(ゴールド)で、株式や債券とはまた異なった値動きをする傾向があります。金に連動する投資信託は色々とあるので、米国ETFでなくても大丈夫です。

以前までは米国ETFの方がコストは安いと言われていたのですが、今は投資信託のコストもかなり安くなってきました。そのため、投資信託で選べる商品なら、米国ETFで買う必要はありません。

出典:『イラストと図解で丸わかり! 世界一やさしい新NISAの始め方』(KADOKAWA)より抜粋
[図表1]自分の父のポートフォリオを紹介! 出典:『イラストと図解で丸わかり! 世界一やさしい新NISAの始め方』(KADOKAWA)より抜粋