「新国立競技場」や「ヴィクトリア&アルバート博物館」の分館である「V&Aダンディー」をはじめ、数多くの独創的な作品を生み続けている建築家・隈研吾氏。都市の風景にも溶け込む「和」のデザインは、まさに圧巻です。今回、THE GOLD 60編集部がセレクトした、隈氏が手掛ける日本の「名建築」を紹介します。
3.新風館 (京都府)
![出所:PIXTA](/mwimgs/4/b/550/img_4bf0de428edc7bf50f5fd972e5898bcb4188989.jpg)
[写真3]新風館 出所:PIXTA
建築家、吉田鉄郎氏設計の旧京都中央電話局(1926年竣工。京都市登録有形文化財)を活かした棟と新築棟で構成されるレンガ造りが印象的な商業施設「新風館」。隈研吾氏はデザイン監修を担当しています。
アジア初上陸となる「エースホテル京都」、ミニシアターの「アップリンク京都」なども入った、烏丸御池エリアのランドマーク的スポットとなっています。烏丸通りから東洞院通りを繋ぐ、隈研吾氏のデザインによる木組みを多用したパサージュが、迫力たっぷりです。
新風館
所在地:京都府京都市中京区烏丸通姉小路下ル場之町586-2
施工年:2020年