「おひとり様シニア」として過ごす日常を、みずみずしい感性で楽しむ姿が世代を超えて絶大な支持を得ている、91歳の“人気インフルエンサー”大崎博子氏。生活費は「月約10万円」と明かし、「お金をかけなくても心豊かに暮らせると思っています」と語ります。本記事では、そんな大崎博子氏による著書『90歳、ひとり暮らしの知恵袋 お金をかけない素敵な毎日の過ごし方』(宝島社)から一部抜粋し、「頑張らず」「お金をかけず」家の中を常にキレイな状態にキープする掃除のコツを解説します。
「月10万円」で暮らす91歳・おひとり様シニアが「自分をラクにするため」実践している<毎日ルーティン>【有名インフルエンサーが伝授】
お風呂の掃除はカビ対策が重要
毎日のお風呂タイムを快適に過ごすために、清潔さをキープしておきましょう。
換気を心がけて、細かい汚れは入浴前後にさっと掃除してしまいましょう。
Point 1 浴室の温度を下げる
お風呂から出るときに、壁に向かってシャワーで冷水をかけます。
温度が下がり、カビ予防になります。
Point 2 バスタブにふたをする
使用後にお湯を残しておく場合、バスタブにしっかりふたをして。
浴室に湯気が充満してしまうと、カビ発生の原因になります。
Point 3 換気をする
窓があれば、できるだけ開けておきましょう。
窓がない場合は、換気扇を長めに回します。
Point 4 「ついで掃除」をする
お風呂に入りながら、気になった場所をパッと掃除。
日頃からきれいにしておけば、面倒がありません。
トイレは毎朝「ちょこっと掃除」
トイレ掃除はなるべく手間をかけなくてすむように、こまめに行いましょう。
掃除道具を工夫すれば、ラクに掃除ができます。
突然の来客があっても慌てないくらいの清潔さをキープしておきましょう。
Point 1 トイレに余計なものを置かない
ものを出しておくと汚れやホコリがたまり、掃除が大変になります。
予備のトイレットペーパーや掃除道具なども、できるだけ収納しましょう。
Point 2 掃除の順番は便器から
はじめに便器をきれいにして、その後に床や壁を掃除します。
この順番で掃除をすると雑菌が広がりません。
Point 3 汚れる前に掃除をする
汚れが目立つようになってから掃除をするのは気が滅入るもの。
使用後に汚れが付く前に、1日1回使い捨てシートできれいにする習慣を。
便座や便器の外側、床などは、毎朝、使い捨てシートでお掃除するのが日課です。
大崎 博子