サロペットは単体だと子供っぽくやんちゃな印象を与えますが、着こなし次第で“おしゃれなオトナ女子”を演出してくれるアイテムです。Instagramのフォロワー数7.2万人を誇る須藤理可氏(canaria)の著書『毎日たのしい 大人のカジュアルコーデ見本帖』(エムディエヌコーポレーション)より、“大人カジュアル”なサロペットの着こなし術をみていきましょう。
大人な女性こそ似合う…人気インスタグラマーが提案する「サロペット」の着こなし術【スタイリング】
「サロペット」は大人っぽさと遊び心のハイブリッド
サロペットをよく着るようになったのは、50代になってから。
昔はほとんど着なかったのですが、ある雑誌で自分より上の年代の方がサロペットを着こなす姿に一目ぼれ。かわいくて、かっこよくて、一気に引き込まれました。さらにそのとき思ったのは、このやんちゃなアイテムを、あえて大人が着るからかっこいいということ。サロペットは大人こそ似合うアイテムなんだということ。そんなことを機に、私もサロペットが大好きになったのです。
とはいえ、子どもっぽいアイテムであることは間違いないので、着こなし方には気をつけています。特に意識しているのはインに合わせるトップスの首元の開き。ここが詰まっているとどうも少年っぽいのです。
なので、夏ならば首元の開きがやや広めの半袖やフレンチスリーブのTシャツを。秋冬ならば、タートルネックは選ばず、クルーネックのニットやカットソーを合わせます。
それからサロペットの下にブカッとしたトップスを合わせるのは苦手なので、コンパクトなサイズを選ぶこともこだわりです。ただ、サロペット自体は少し大きいサイズが好み。雑誌で見たあの憧れの着こなしも、ダボっとしたものをルーズに着ていて、そこがまたかっこいいポイントでした。