「若い頃に買った服は手放さなきゃダメ?」「気に入って買ったはずなのに1年たったらなんだかしっくりこない」…そんなお悩みを持っている人も少なくないのでは? そこで本記事では、その人本来の魅力を引き出すスタイリストの山本あきこ氏による著書『その服、まだ着られます』(扶桑社)から一部抜粋し、工夫とアレンジで今も「ステキ」と思える着こなしをご紹介! 第3回目のテーマは「着たり着なかったりカーディガン」です。
存在感を出さずにカジュアルTを引き立てる
ロゴTシャツにギャザースカートのカジュアルなコーディネートをカーディガンで柔らかな印象に。着丈が短いボレロタイプなら、上半身がコンパクトに見えて全身バランスがアップ。Tシャツの裾は出すよりインしてウエスト位置を示したほうがすっきり見えます。
薄く透け感のあるカーデなら真っ黒スタイルにも浮かない
黒のワイドパンツに黒のノースリーブトップスという上下「真っ黒コーデ」。突然の白カーデが浮かないのは、コンパクトなデザイン、かつ薄手で透け感のある素材だからこそ。上下が同じ色の着こなしは、ベルトマークやスカーフでメリハリをプラスして。
肩がけカーデがあればネックレスなしでイケる!
いくつになってもサロペットは大好き! 中にTシャツを入れるのは王道ですが、ちょっと子供っぽく見えそうなときは、カーディガンを肩がけしてみて。自然に重心が上がるので足元がぺたんこ靴でもすらりと見えますし、カーディガンの立体感は肩周りの肉感もカバー。UVカット機能つきのカーディガンなら日焼け対策にも。
スタイリスト 山本 あきこ