本連載では、アルチューバーの部屋氏の著書『3ステップで混ぜるだけ! おうちカクテル入門』(KADOKAWA)より一部を抜粋し、手軽に美味しく楽しめるカクテルレシピを紹介します。今回は「バジルと桃チューハイのカクテル」「ぶどうと乳酸菌サワーのカクテル」を見ていきましょう。ノンアルコールにも対応しているので、大人も子どもも楽しめるレシピです。
※レシピの分量は好みに合わせて変えても結構です。
※20歳未満の飲酒は法律で禁じられています。
世界一カンタンなカクテル、「缶カクテル」
本書CHAPTER1では、缶サワーや缶チューハイ、スポーツドリンクなど市販のドリンクに、違うドリンクをミックスしたりスパイスなどをちょい足ししたりしてカクテルにする方法を紹介しています。
ベースになるドリンク自体がいわばカクテルとして完成されているので、ミックス材料の許容範囲は広く、分量もアバウトで大丈夫。味変による表情の違いを超カンタンに楽しめます。缶カクテルは、まさに入門者のためのカクテルなのです。
しかも、バーでは絶対に提供されません。おうちカクテルならではの楽しさを、ぜひ味わってください。
バジルと桃チューハイのカクテル(図表1)
~桃チューハイ缶にバジルをin~
<材料>
①ほろよい〈もも〉(サントリー)
or
【ノンアルなら】特濃ピーチサワー(アサヒ飲料)
②バジル
<作り方>
グラスに氷適量を入れ、バジルの葉4、5枚を重ね入れる。桃チューハイ120mLを注いで混ぜる。
<これもアリ:りんごジュースをin>
グラスに氷適量を入れ、桃チューハイ80mLとりんごジュース40mLを注いで混ぜる。
■甘さの中にスパイシーな香りを潜ませる
桃とバジルの組み合わせは、食事でイタリアンに行った時の前菜から発想を得ました。それは生ハムと桃にバジルを添えた組み合わせでした。このように、料理からカクテルレシピを考えることもよくあります。一方、りんごジュースのほうは、ファジーネーブルという、ピーチリキュールとオレンジジュースのカクテルのアレンジ。オレンジをりんごに代えました。なお、ノンアルコールの場合も、分量と作り方は同じです。
ぶどうと乳酸菌サワーのカクテル(図表2)
~乳酸菌サワーにぶどうジュースをin~
<材料>
①カルピスサワー(アサヒ飲料)
or
【ノンアルなら】カルピスソーダ(アサヒ飲料)
②ぶどうジュース
<作り方>
グラスに氷適量を入れ、りんごジュース60mLを加える。乳酸菌サワー60mLを静かに注ぎ入れる。
<これもアリ:りんごジュースをin>
グラスに氷適量を入れ、りんごジュース60mLを加える。乳酸菌サワー60mLを静かに注ぎ入れる。
■グラスを回して少しずつ混ぜながらどうぞ
乳酸菌サワー缶には、ぶどうやりんごのジュースの他、桃、オレンジ、メロンなど、フルーツジュースならなんでもよく合います。ぜひお好きな組み合わせにアレンジしてください。混ぜ合わせてしまってもよいのですが、今回はあえて2層に分けました。味変を楽しみつつ、きれいな色のグラデーションも楽しんでは? なお、ノンアルコールの場合も、分量と作り方は同じです。
アルチューバーの部屋
バーテンダーとしての経験を活かし、閣下(妻)のためにひたすらカクテルや料理を作る動画クリエイター。YouTubeのチャンネル登録者数は32.3万人(2024年5月時点)。