「働き方改革」の推進により、ワークライフバランスを重視する企業が増えた一方、日本人特有の“空気”が邪魔をして、定時になっても「帰りたいけど帰れない」という会社員も多いでしょう。そんなとき「英語」でクールな定時退社を決めてみるのはいかがでしょう。『ろくでもない英語の言い訳300』(ダイヤモンド社)より、「絶対に残業したくないとき」に使えるワンフレーズを紹介します。
無課金で残業?ムシがよすぎません?→“You want me to work…”〈断固として残業を断る〉フレーズ【英語】
「控えめに言っても推しが最高なので、残業できません」
“To say the least, my fave is the best, so I can’t work overtime.”
――推し活動家にとって、最も尊いのは推し。人生のすべてが推しを中心に回っているため、推しが最高である限り残業がはかどることはありません。頼んだところで塩対応されるだけですので、残業が発生しない働き方改革を推し進めましょう。
かつての労働組合員のように現在は推し活動家によって労働環境が改善され、代わりに春闘を戦う日も近そうです。
◆◆◆断固として残業を断るフレーズ◆◆◆
「サービス残業をすることでこれまでの関係が変わってしまうことが怖いので、帰ります」
“I’m afraid that working overtime unpaid might change what we have. So I’ll go home.”
――一般的に人間は変化を恐れる動物ですが、これは「恒常性維持」の本能によるものといわれています。せっかく定時帰りが板についてきたところに水を差されたらおもしろくありません。ここは本能に従い心を鬼にして残業を断りましょう。
「無課金で残業? ムシがよすぎません?」
“You want me to work overtime free of charge? That’s way too selfish, isn’t it?”
――「サービス残業」は給料が発生しないのに、「サービス料」は料金をきっちり払わされる。日本語の難解さと欺瞞を感じる瞬間ですが、そんな曖昧な言葉ではなく、企業には今どきかつ直接的な意味合いを持つ「課金」システムの導入をおすすめします。
「値引きシールが貼られる頃なので、帰ります」
“It’s about time the products get discount stickers puton them, so I’m leaving now.”
――「この時間ならまだ30%オフだから、半額シールになるまで残業してくれない?」
「一騎逃亡」
一騎で逃亡できるほど逃げ足の早いこと。
中山
コンテンツクリエイター