別荘市場でいまだ「圧倒的な人気」を誇る軽井沢
近年注目を集める「軽井沢・塩沢エリア」に東急不動産が“隠れ家”を用意
箱根・京都・軽井沢など全国に展開し、365日同じ料金で宿泊できる会員制リゾートクラブ「東急ハーヴェストクラブ」。リゾート地を年に何度も訪れる人や、連泊でゆったりとリゾートライフを楽しむ会員から、別荘とホテルを兼ね備えた便利な施設として多くの支持を得ている「東急ハーヴェストクラブ」にこの10月、新たな施設が誕生する――。
ロケーションは、日本を代表するリゾート地「軽井沢」。なかでも近年、注目を集めている「塩沢エリア」だ。雄大な塩沢湖を中心に「軽井沢タリアセン」「ムーゼの森」「グルメ通り」「軽井沢千住博美術館」など多彩な人気スポットが集結する好立地に、「東急ハーヴェストクラブVIALA軽井沢Retreat」が2023年10月にオープンする。
軽井沢にはすでに「東急ハーヴェストクラブ旧軽井沢・旧軽井沢アネックス」(2001年・2007年開業)と「東急ハーヴェストクラブ軽井沢&VIALA」(2018年開業)の3つの施設がある。共に新規会員権は完売しているが、その後仲介市場でも活発に取引されるなど、リゾート地・軽井沢の人気の高さがうかがえる。
蛭田氏「目指したのは、“隠れ家”という意味を持つ『Retreat(リトリート)』スタイルの提案です。初めてRetreatを冠した2018年開業の那須Retreatが大変好評をいただき、避暑地や高原リゾートとして人気の軽井沢にRetreatの第2弾が決まりました。
今回は55m2~146m2のゆとりをもった客室と、全室に半露天の温泉風呂とキッチンをご用意することで、よりホテルにいながら別荘のようなくつろぎの空間を演出しております」
「VIALA軽井沢Retreat」と隣り合う「東急ハーヴェストクラブ軽井沢&VIALA」には、レストランやプールなどのパブリック施設が充実しているため、豊かな自然と多様なアクティビティーが同時に満喫できるのが大きな魅力だ。
続いて、VIALA軽井沢Retreatを構成する2つの隠れ家それぞれの特長を見ていこう。
ホテルタイプのcreek〈クリーク〉
creekは、2階建て29室というくつろぎの空間。子どもも楽しめる「ロフトベッド」付きのデラックスタイプから、100m2を超えるシグネチャースイートまで、多彩な客室をラインアップしている。
また、プライバシーを確保しながら、家族や友人との交流も楽しめる「コネクティング対応客室」、ペットと共に過ごせる「ペット対応客室」も用意されている。
このように、家族や3世代、夫婦など、さまざまなシチュエーションや人数にあわせて、多彩な客室タイプから選び予約できるのも、creekならではの特長といえる。
戸建てスタイルのgarden〈ガーデン〉
「ガーデン」は、戸建てスタイルが特長で、全室に備えられたプライベートテラスが魅力。
平屋タイプのデラックスタイプをはじめ、吹き抜けのリビング・ダイニングと和室を設けた2階建ファミリースイート、130m2を超えるシグネチャースイートなど、戸建てでプライベート感あふれる14室の客室が用意されている。
蛭田氏「『creek』『garden』には、すべての客室に客室温泉(運び湯)とキッチンを完備しています。これにより、外の喧噪から離れたお部屋で、お好きなタイミングで温泉やお食事をお楽しみいただくことが可能です。既存の会員様からの『軽井沢で別荘感を』というご要望に沿い、隠れ家のようにご利用いただける造りとなっています。
また、『creek』『garden』ではシェフが下ごしらえした料理を客室でお楽しみいただけるほか、共用部にはクラブハウスを有し、貸し切りでレストランご利用いただけるプライベートダイニングもご用意しています。リゾートでの滞在中こそ、誰にも邪魔されずに気の合う家族や仲間とゆっくり食事をしたい、という願いを叶えるVIALA軽井沢Retreatからの新たな試みです。ホテルのメリットを活用しつつ、軽井沢でより自由なリゾートライフを楽しんでいただきたいです」
「VIALA軽井沢Retreat」は入会すると、土地賃借件付き区分所有建物を不動産として所有しつつ、会員として全国のリゾート地に広がる施設を利用できる。「VIALA軽井沢Retreat creek」「VIALA軽井沢Retreat garden」から自分の好みにあったスタイルを選んで入会する※。
主要リゾート地の別荘を“手軽に所有”…東急ハーヴェストクラブの仕組み
「東急ハーヴェストクラブ」は、東急不動産株式会社がリゾート事業として開発から販売・管理する会員制リゾートクラブだ。
1988年に蓼科に誕生して以来、箱根、軽井沢、京都など全国に26施設を展開。会員数は約2万6,000人におよぶ。
「東急ハーヴェストクラブ」の最大の特徴といえるのが、別荘での掃除や管理の手間が不要で、ホテルのように手軽に利用しながら、海・山・高原などでのリゾートライフが楽しめることだ。
蛭田氏「『東急ハーヴェストクラブ』は、日常の延長上(距離的にも)にある身近な『もうひとつの日常』を気軽にお過ごしいただけます。
『ただいま、と言えるリゾート』をコンセプトにかかげ、旅行というよりも別荘のような感覚で帰って来られるホテルであり、管理の手間が必要なくホテルのように気軽に快適に利用できる別荘でもあるという、『ホテルと別荘の良いとこ取り』が大きな特徴です。
また、箱根、熱海、京都、有馬など全国のリゾート地に広がる施設も相互利用できるため、桜や紅葉、温泉やゴルフ、スキーなど施設によっての楽しみがあり、東急ハーヴェストクラブに入って人生がアクティブになったというお声も頂戴しております」
利用の基本システムは、会員となった施設に年間18泊と、それ以外の施設に12泊、合計で年間30泊できる(一部施設は36泊)。年末年始や夏休みなどのトップシーズン、土日祝日も同一料金で、家族や友人も同一料金となっている。利用方法の詳細はこちら。
「東急ハーヴェストクラブ」は、個人だけではなく、法人として入会することも可能。企業が保養所として所有し、従業員の福利厚生に活用するなど、アイデア次第でさまざまな用途が考えられそうだ。
2022年末開業後早くも完売間近…「東急ハーヴェストクラブVIALA鬼怒川渓翠」最終会員募集中
今回オープンする「東急ハーヴェストクラブVIALA軽井沢Retreat」に先行し、2022年12月に開業したのが「東急ハーヴェストクラブVIALA鬼怒川渓翠」だ。
鬼怒川渓谷に沿う形で設計され、目の前に広がる渓谷の大自然を間近に感じられるリゾート空間となっている。都心から電車で約2時間、東武線「東武ワールドスクウェア」駅から徒歩3分という好ロケーションも手伝い、すでに完売目前の人気ぶりだ。
「VIALA 鬼怒川渓翠」は、施設の屋内外に個性の異なる多彩な共用施設を用意。「露天風呂付温泉大浴場・サウナ」は、温泉にゆったりと浸かりながら、目の前に広がる渓谷の雄大な自然を満喫できる。明るい光を取り込んだダイニングレストランでは、土地ならではの美味しい料理が堪能できる。
客室面積約57m2~152m2というゆとりの居住空間には、リビングと連なる半屋外空間としてサンルームのような心地よさを楽しむコンサバトリー付客室のほか、渓谷の自然を眺めながらくつろぐ奥行きワイドなバルコニー付客室、さらには全客室に渓谷ビューのプライベート温泉露天風呂が完備されている。
蛭田氏「『VIALA鬼怒川渓翠』は、おかげさまで9割以上の会員権が完売しており、今回の最終会員募集にて新規販売は終了となります。開業後初のグリーンシーズンを迎え、大変ご好評もいただいている施設ですので、ご興味あればお早めにお問い合わせください」
【VIALA軽井沢Retreat】
■所在地=長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉字二段238番1外
■交通=JR「軽井沢」駅車約9分(約5.5km)
■客室数=creek:29室/garden:14室
■客室面積=creek:72m2~146m2/garden:55m2~132m2
■建物竣工=2023年7月
■開業予定日=2023年10月26日
【VIALA鬼怒川渓翠】
■所在地=栃木県日光市鬼怒川温泉大原字中妻334番1の一部、同所同番3
■交通=東武鬼怒川線「東武ワールドスクウェア」駅から徒歩3分
■客室数=48室※総客室数58室(東急不動産(株)所有分10室)
■客室面積=57m2~152m2
■建物竣工=2022年9月
■開業=2022年12月9日
蛭田俊之
東急不動産株式会社
ハーヴェスト事業部統括部長