大手ネット証券5社の一角を占める松井証券が4月より、日本初の「投信毎月現金還元サービス」を開始しました。投資信託を松井証券で保有していると、現金を毎月口座に入金してもらえるものです。他社から移し替えた投信も還元の対象になり、また、信託報酬の一部を還元するため、分配金も満額受け取ることができます。新サービスの詳細や、松井証券で投信を保有しているメリットについてもみていきます。

投資信託は、どこで買っても同じなのか

「投資信託を始めたいけど、どこの証券会社に口座を作ればよいのかわからない!」

 

「投資信託って、どこの証券会社で買っても同じでしょ!」

 

このように、投資信託に興味はあっても証券会社の選び方で困っていたり、あるいは、すでに投資信託を保有しているけど、そのためのコストはどこでも同じと思っている方は、少なくないかもしれません。

 

実は、どこの証券会社にするのかって、とても大事なんです!

 

おすすめは、松井証券です。大手インターネット証券の一角を占める会社で、投資信託の購入以外でも、例えば日本株を買う際に「1日の約定金額の合計が50万円以下であれば売買手数料が無料」となります。多くのマネー雑誌で、「初心者に特におすすめ」と推奨されています。

 

松井証券では、4月1日より「投信毎月現金還元サービス」を開始しました。投資信託を持っているだけで、保有額に応じた現金を毎月還元してくれる日本初のサービスです。この新サービスを詳しくみていきましょう。

 

松井証券が投資信託を持っているだけで、毎月現金がもらえるサービス開始!

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新サービスは信託報酬の一部を現金で還元する

新サービスをみる前に、まず、投資信託を買って、保有するためにはコストがかかるということを理解しましょう。

 

一般的に、投資信託の購入・保有に伴って投資家が負担するコストには、主に販売手数料と信託報酬があります。販売手数料は投資信託を買う際に、証券会社に支払うものです。そして、信託報酬は投資信託を保有している間、運用会社、販売会社、受託会社に支払う手数料です。

 

このうち販売手数料については、松井証券は2019年12月に大手オンライン証券で初めて「完全無料化」を実施しました!

 

これだけでも、松井証券で投資信託を買って、保有しているメリットは大きいのですが、4月1日より、投資信託の保有額に応じて現金を毎月還元してくれるサービスが始まりました!

 

新サービスは、松井証券が受け取る信託報酬の一部を、現金で還元するものです。信託報酬の水準は銘柄ごとに異なり、販売会社が受け取る信託報酬は0.02%~1.00%程度です。証券会社はこれを事務コストに充てるのですが、松井証券はインターネットを通じたサービスの提供に特化しており、提供するサービスや事務コストは銘柄ごとに差がないため、松井証券が受け取る信託報酬の上限を0.3%とし、それを上回る部分について現金で還元します。

 

松井証券が投資信託を持っているだけで、毎月現金がもらえるサービス開始!

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分配金とは別に、毎月の追加収入が得られる

皆さんの中には「0.3%とか、1%にも満たないんだから、金額にしたら大したことはないのでは?」と思われる方は、少なくないかもしれません。

 

その疑問を解決するために、国内で純資産総額が最も大きい「ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型)」を例に挙げて、具体的にみてみましょう。

 

 

 

信託報酬は年率1.10%(税抜)、このうち販売会社が受け取る分は0.70%なので、松井証券では0.40%分を現金で還元します。

 

この投資信託を保有し、月間の平均保有残高が3,000万円の場合、月ごとの現金還元額は1万円となり、年間では12万円となります。この還元額は、他の大手オンライン証券が実施しているポイント還元策と比較しても大きな額になり、最大です。

 

松井証券が投資信託を持っているだけで、毎月現金がもらえるサービス開始!

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サービス開始に伴って、松井証券が取り扱う1,200本超の投資信託のうち、918本が信託報酬の現金還元の対象となります。還元率は投資信託によって異なり、最大で0.7%です。

 

 


投資信託の保有額が100万円でも、還元額は年間で数千円にもなります。すでに他の証券会社で投資信託を保有している方は、コストがどれぐらい違うのか、比べてみてはいかがでしょうか。他社から移し替えた投資信託も還元の対象になります。

 

松井証券で投資信託を保有していると、分配金とは別に、毎月の追加収入が得られるのです。

他社からの移し替えなら「移管手数料負担サービス」

ポイントをまとめてみましょう。

 

【ポイント1】対象の投資信託を保有しているだけで現金を毎月受け取れます。
【ポイント2】他社から移し替えた投資信託も還元の対象になります。
【ポイント3】信託報酬の一部を還元するため、運用成績には影響しません。

 

このうち【ポイント1】については、ここまで説明してきました。

 

【ポイント2】について、すでに他社で投資信託を保有していて、松井証券のほうがお得なので、移し替えたいと考えている方もいらっしゃるでしょう。

 

松井証券には「移管手数料負担サービス」があります。一部の金融機関では、投資信託を他社へ移し替える際に手数料が発生しますが、松井証券ではこの費用を全額負担します

 

このサービスを利用すると、他社で購入した投資信託も追加費用なしで現金還元の対象とすることができますので、松井証券への移し替えを検討してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

【ポイント3】も、とても重要な話です。新サービスで還元する現金は、どの金融機関に預けていても経費として基準価格から差し引かれている、信託報酬を原資としています

 

かつて、毎月分配型投資信託について、メディアなどで問題視されることがありました。投資信託のメリットは「複利効果」と言って、複利の繰り返しによって資産を増やしていくことです。しかし、毎月分配型の場合は利益を再投資せず、配当に回してしまいます。その結果、複利効果を得ることはできません。

 

この点で松井証券の「投信毎月現金還元サービス」は、信託財産には、いっさい手を付けません。運用成績には影響せず、分配金も満額受け取ることができます

 

ふだんの生活の中で、「将来が不安」、「子どもにお金がかかる」、「思ったより年金が少ない」など、お金の悩みは尽きないものです。

 

「定期的な現金収入があれば、毎日の生活をもう少し豊かにできるのでは…」とお考えの方は、多いでしょう。松井証券の新サービスの活用を、この機会に検討されてみてはいかがでしょうか。