転職後に後悔しないために…「オーナー企業」への幹部転職、採用選考で“絶対に確認すべき”ポイント【エグゼクティブ転職のプロが解説】

転職後に後悔しないために…「オーナー企業」への幹部転職、採用選考で“絶対に確認すべき”ポイント【エグゼクティブ転職のプロが解説】
(写真はイメージです/PIXTA)

転職先として検討しているのが「オーナー企業」である場合、採用選考中に確認しておきたいポイントがあります。本稿では株式会社経営者JPの代表取締役・CEOの井上和幸氏が、オーナー企業での採用選考プロセスにおいて、どのようなことに注意すべきかを解説します。

オーナー企業での選考プロセスで必ず留意したい点

では、そんなオーナー企業での採用選考プロセスについて、どのようなことに注意すべきでしょうか。

 

オーナー企業の選考で必ず確認したい点として、採用の意思決定プロセス(どのように最終決定するのか)、幹部陣の動き方、入社後の配属や昇進の決定プロセスが挙げられます。

 

採用決定は、一定の経営陣や人事との合議で決められるのか、あるいは社長の一存がすべてなのか。選考中の経営幹部陣の関与はどのようになっているか。入社後の配属や昇進についてオフィシャルなルールが存在しているのか、あるいはとくにルールはなく、これも社長の一存なのか。

 

最初に挙げた<色>の相性、意思決定スタイル面での相性・価値観合わせを、できる限り選考中にしっかり行ってください。繰り返しになりますが、ここがずれていることは、あなたが働く上で無用のストレスを常時抱えることになります。

 

あなた自身の選考に臨む姿勢面での注意点は、あなた自身の意思決定スピード、社長との相性&幹部陣との相性、自身のキャリアビジョンとの合致度です。

 

あなたが応募先企業の意思決定スピードやスタイルに惚れ込んだとしても、あなたの意思決定スピードやスタイルが自社と同じ以上でなければ、先方には魅力なしと判断されてしまいます。

 

会話のキャッチボールの気持ちよさ、共通の言語、判断のフレームを持ち合わせているか。そしてオーナー企業で最終的に最も問われるのは、その応募者が自分の転職先を決めるために必要な情報を効率的に収集し、自身で判断軸を作り、それに基づいてスピード感をもって明快な最終意思決定ができることです。

 

内定オファーが提示された段階で、この部分での明確なファイナルジャッジが(本人には明示されなくても)下されていることを、ぜひ認識いただければと思います。

 

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転職先としてオーナー企業を選択することは、あなたのキャリアにとって大きな武器となるケースもあれば、ハンデとなるケースもあります。どちらに転ぶ可能性が高いか、しっかり見極めながら応募と選考を進めてください。

 

 

井上 和幸

株式会社 経営者JP

代表取締役社長・CEO

 

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