電気の購入先は「新電力」「電力会社」?
2016年に電力が自由化され、新電力(小売電気事業者)と契約が可能になりました。
ガス、通信、 商社、鉄道などさまざまな企業が参入したことで、プランやサービスは多様化しています。どの事業者を選ぶかによって、同じ電気を割安で利用することができるようになったのです。
切り替えはカンタン。毎月届く検診票(電気使用のお知らせ)を用意して、インターネットで申し込むだけ。ボタン操作ひとつで、電気料金を安くする ことができます。 ただし、契約期間に縛りのあるプランには要注意。
今後、転勤の可能性や、引っ越しを予定している場合は、契約期間と違約金の有無を必ず確認しましょう。
新電力を選ぶポイント
新電力ごとのプラン内容を比較して、生活スタイルの中で一番お得になるものを選びましょう。
●供給エリア
・住んでいる地域が供給エリアに含まれているか
●料金プラン
・ライフスタイルに合ったプランがあるか
→時間帯によって料金が変わるプラン など
・料金が燃料価格や市場の影響をどのくらい受けるか
●支払い方法
・クレジットカードや口座振替など、自分が希望する方法で支払うことができるか
●会社の規模
・サービスを長期的に提供し続けられるか
新電力のプラン
新電力は、大手電力会社よりも電気代が安く、付帯サービスを受けられる特典もあります。自宅エリアを対象としている新電力を要チェックです(【図2】4人家族 契約電力:50A、電気使用量:500kWh/月の場合)。
〈Point〉
会社勤めのため、電気は夜に多く使う場合、日中の電気料金が高く、夜間の電気料金が安いプランがおススメ。他にもガス、携帯電話代金、インターネット回線などとセットで契約することで、ポイントの還元や割引サービスが受けられるプランもあります。
また、アパートやマンションであっても切り替えは可能。ただし建物全体で電力会社と契約を結んでいる場合は、切り替えができないケースもあるため必ずご確認ください。
【Answer】電気の質が変わらずに、プランが豊富でさまざまなサービスを受けられる新電力!
立川 健悟
ファイナンシャルプランナー
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