交通系ICへの入金は「定期的に」「その都度」?
都市部を中心に多くの人が利用している、SuicaやPASMO、ICOCAなどの「交通系電子マネー」。
利用にはチャージが必要なため、一見お金の管理ができているようにも見えますが、入金した総額を把握できていない人は多いです。そこで、なくなったら「その都度」チャージするのではなく、あらかじめ金額とタイミングを決めておく「定期的」なチャージがおススメ。
たとえば、交通費が毎月1万円ほどかかる人であれば、月初に1万円をチャージしておくのです。クレジットカードと連動している交通系電子マネーであれば、チャージの履歴も残るため、さらにお金の管理がしやすくなります。
さらにポイントを貯めるために
還元率の高いクレジットでチャージした交通系電子マネーを優待店で利用して、ポイントを二重取りしましょう(【図2】[JRE CARD]の場合)。
クレジット払いによるチャージでお得に
効率よくポイントを貯めるには、還元率の高いクレジットカードと連動したチャージがおススメ(【図3】ビュー・スイカカード払いの場合)。
〈Point〉
交通系電子マネーは、電車の乗り降りだけでなく、さまざまな場所で使うことができます。そこで、チャージしたお金の利用範囲を「交通費+コーヒー代」など、自分の生活スタイルに合わせて設定して、支出をコントロールすることも効果的です。
また、小遣いを使う先がすべて電子マネーでまかなえるのであれば、毎週決まった曜日に一定額をチャージして、その範囲内でお金を使うこともおススメです。
【Answer】交通系電子マネーへのチャージは利用目的に合わせて、決まった額を定期的に!
立川 健悟
ファイナンシャルプランナー
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