「投資信託」の売却タイミングはいつ?初心者でも悩まない、超シンプルな「売り時の見極め方」とは

「投資信託」の売却タイミングはいつ?初心者でも悩まない、超シンプルな「売り時の見極め方」とは
(※画像はイメージです/PIXTA)

少額から始められることから、投資信託は投資初心者も始めやすい金融商品です。では、無理なく資産を増やすにあたって、投資信託はどのように活用するべきなのでしょうか。本記事では、お金と暮らしのコンサルタント・いとうあこ氏の著書『今あるお金で幸せに暮らすお金の回し方』(ごきげんビジネス出版)より、投資信託の基礎知識と売り時の見分け方について解説します。

つみたて投資のポイント

値下がりしても投資をやめてはいけない

銘柄選定は社会情勢や自分なりの投資判断が必要です。人から勧められるがまま、よくわからないファンドをなんとなく購入するのではなく、これからどんな分野が成長するのか? どのような組み合わせが将来値上がりするのか? 納得したうえで投資先を決めることが重要です。複数の銘柄で迷うのであれば、投資を分散させるとよいでしょう。

 

大切なことは「値上がり値下がりに関係なく投資を止めない」ことです。値下がりは多くの口数を買い付けるチャンスです。値動きに動揺することなく、ひたすらほったらかしで継続させることが大きなリターンを得るチャンスです。

 

投資信託に分散投資する

たとえば、ボーナスのうち30万円が余裕資金となりそうな場合、株の購入に不安を感じる場合は投資信託を検討します。一度に全額を1つの銘柄に預けるのではなく、時期をずらしたり銘柄を分けたり、こまめに分散投資します。

 

「必要な額だけその都度売る」を徹底

 

口座開設やNISAの届出が完了し、いざ投資がスタート! これからは基本的にほったらかしで、少しずつ資産を増やしていこう! ワクワクする瞬間です。

 

投資先を選ぶのにいろいろと悩みましたが、実はいちばん悩ましいのは「売り時」です。貯蓄と違い、投資信託は毎日値動きしています。今日は上がるかな?明日はもっと上がるかな?と思っている間に大暴落したり、また儲けがあるうちはいいですが、もし投資額を下回ったりすれば、それは最悪の事態です。

 

そんな苦悩を乗り越えるコツは、「必要な額だけ売る」というシンプルなルールです。全額解約するのではなく、たとえば100万円投資信託に預けてあるとして、80万円の資金が必要だとしたら、80万円を解約して20万円を残します。これなら上がっていても下がっていても、それほど苦しまずに済みます。

 

資金が必要なタイミングで淡々と解約する。これがストレスなく投資を続けるポイントです。

 

ポイント

確実に続けられる金額を算出したら、長期保有で資産を増やし、必要に応じて淡々と取り崩そう

 

 

いとう あこ

お金と暮らしのコンサルタント

ママのための金融リテラシー講座主催

 

※本記事は『今あるお金で幸せに暮らすお金の回し方』(ごきげんビジネス出版)一部を抜粋し、THE GOLD ONLINE編集部が本文を一部改変しております。

 

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