転職活動を“圧倒的に”有利に進めるために…“知識”や“意欲”にも増して重要な〈人脈力〉とは?【エグゼクティブ転職のプロが解説】

転職活動を“圧倒的に”有利に進めるために…“知識”や“意欲”にも増して重要な〈人脈力〉とは?【エグゼクティブ転職のプロが解説】
(写真はイメージです/PIXTA)

エグゼクティブ転職を成功させるにあたって、それまでに築いてきた人脈が強力な武器になることは間違いありません。本稿では、株式会社経営者JPの代表取締役・CEOの井上和幸氏が、転職活動における人脈の活かし方について解説します。

真の人脈が持つパワー

人脈力資産の価値を改めて自覚したうえで、自身の人とのつながりを見つめ直してみてほしいと思います。

 

これまで自分を支えてれた人たち、今後も有益な付き合いを続けてくれるであろう人たちは誰か。その人たちを自身の人脈力資産として考えた際に、次の新天地はいま考えている場所でいいのか。もしかしたら手持ちの人脈力資産を活かして活躍できる別の場があるかもしれません。

 

あるいは、その人脈力資産のネットワーク内の人たちに転職について相談してみると、自分では気が付かなかった可能性や、新たなチャンスがみつかるかもしれません。

 

繰り返しとなりますが、真の人脈とは「誰を知っているか」ではなく、「誰に知られているか」です。知られているといっても、「悪名高き」では当然困ります。「あの人なら、このことについて詳しい」「面白い人だ」「実力がすごい」「信頼できる」「相談できる」こういった「好かれる、頼られる」タイプの知られ方であることが重要です。

 

こうした「知られ力」のある人というのは、万が一なにかに困ったときには、その人脈に連なる人たちが支援・救助してくれるから、「倒れにくい」という強みがあります。周囲が「失敗したままにさせてくれない」ともいえるでしょう。

 

そういった意味でも、変化と競争の激しい環境のなかでタフに活躍しているエグゼクティブにとって、日々の実益の面でも人脈力は必須の力なのです。

 

その人脈というものは、WIN-WIN、GIVE&TAKE、お互いが良い関係性や影響、あるいは具体的な支援などをイーブンに与え合うことで成り立ちます。まず自分から相手に、貢献できるものを与える。その積み重ねと信頼からのみ、真の人脈は築かれます。

 

人脈というと「自分が知っている有名人や偉い人自慢」となってしまう人がいますが、当然、これはいただけません。転職および今後のキャリアに臨むにあたり、本質的な人脈の価値をしっかり把握しておく必要がありそうです。

 

活躍している経営者や、頭ひとつ抜けているエグゼクティブたちは皆、人脈力資産の価値を正しく知り、それを最大限に活用して成果を挙げ続けているのです。

 

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