多店舗展開における「重要なポイント」とは
コンビニエンスストアはパート・アルバイトが中心の職場なので、彼ら・彼女らをどう戦力化していくかが売り上げを左右します。
たとえアルバイトであったとしても上から命令するのではなく、指示の趣旨や背景を説明し、納得してもらった上で業務についてもらうことが重要です。
試行錯誤の末、3店舗の時に出来上がった仕組みを4号店で同じように当てはめてみたところ、スムーズな店舗運営ができたので、5,6,7号店と同じように広げていきました。
基本的には同じツールを使っていますが、店舗が増える都度生じる問題箇所に修正を加えながら使い続けています。
現在では、グループ間でのスピーディーな情報交換をするために、各店舗にタブレットを設置。
新商品の売り場写真を共有したり、売り込み商品の販売数の共有をしたりすることに使っています。
店舗が7店舗に増え、従業員数も約150名になった今、研修室を作り、そこでの集合教育も行っています。
それぞれの店舗に出向いてする教育よりも一箇所に集めて教育したほうが、効率が良いものもあるからです。
新人教育、発注勉強会、POP勉強会、などパート・アルバイトを対象とした勉強会です。時には外部講師にお願いをすることもありますが、基本的には正社員が講師となって行っています。
会社の規模や、その時そこにいる人員でどんなことができるのかを考え、パート・アルバイトにやりがいを持って仕事をしてもらう。そのための仕組みを作ることが多店舗展開していく時の重要なポイントになります。
長瀬 環
大手コンビニフランチャイズオーナー
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