「もうだめ、耐えられない!」80代女性、徹底的に調べて選んだ「老人ホーム」だったが、入居1週間で覚えた違和感

「もうだめ、耐えられない!」80代女性、徹底的に調べて選んだ「老人ホーム」だったが、入居1週間で覚えた違和感
※画像はイメージです/PIXTA

一人暮らしを続けるか老人ホームか……悩んだ末、老人ホームを選択した80代女性。場所、部屋の広さ、共有設備など、徹底的に調べて自分好みのホームを見つけたのですが、いざ入居してみるとたった一つだけ合わない点がありました。どうしても我慢できず退去も視野に入れています。いったに何があったのでしょうか。

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好みに合うホームだったはずが…

すべてが自分好みの老人ホームに出合えた寺澤さん。自宅は懇意にしている不動産会社に売却の準備を進めてもらい、すぐに引越しをしました。部屋の使い勝手は快適ですし、居住している人たちも、寺澤さんと同じような生活レベルなので違和感がありません。すぐに友達もできました。

 

しかし住み始めて1週間ほど経つと、寺澤さんの表情にかげりが見え始めました。その理由は食事でした。見た目は豪華なのですが、どこかファミリーレストランのランチメニューのようなラインナップ。味付けは可もなく不可もなく、といったところですが、強いていえば寺澤さんの好みとは微妙に異なっていたといいます。

 

ほかの老人ホームに入居した友人、数人に電話をしてみると「元有名レストランのシェフが作ってくれている」とか、「管理栄養士がいて、毎食、丁寧に作ってくれている」と話します。そういえば、自分のホームにシェフはいるのだろうかと、改めてパンフレットを見てみましたが、シェフの名前や肩書きは記載されていませんでした。

 

自分の好みとは違うという、ほんの少しの違和感。それがこれから先も続くと思うと……寺嶋さん、段々と苦痛は大きくなっていったといいます。

プロに任せて、本当に合うホームを見つけたい

翌週、遊びに来た娘さんに食事が口に合わないと話すと、スマートフォンで何やら調べ始めました。そして

 

「お母さん、ごめん! ここ食事の評価が低いわ。ご飯が美味しくないとか、メニューのバリエーションが少ないって」

 

と、言うのです。そういえば、このホームだけ見学時に食事会がなかったことを思い出しました。他のホームの試食が美味しかったので、どこでも同じように美味しい料理が提供されると勝手に思い込んでしまったのです。

 

もはや自室で料理をするのは難しい寺澤さん。このまま一生、口に合わない料理を食べ続けるのは厳しい……。

 

「もうだめ、耐えられない!」。

 

現在、老人ホーム選びのプロに相談して別のホームを探しているところです。

 

個人でホームを探すと、良い面にばかり目が行き、大切な部分を見落としてしまうことがあります。なるべくたくさんの人の目で確認する、あるいは専門家の意見を聞くのが後悔の無い老人ホーム選びの鉄則です。

 

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本連載は、株式会社パセリが運営する「MY介護の広場 老人ホームを探す『高級老人ホーム特集』」内の記事を転載・再編集したものです。

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