(※写真はイメージです/PIXTA)

「漁師になるのは漁師の子供」という世襲制のイメージが強い漁業。しかし、漁師の高齢化に伴って、脱サラして漁師を目指す人を支援する自治体や企業も増えています。本記事では、地方移住や2拠点・多拠点生活に関する情報発信メディアを運営する合同会社Stone intechの中嶋遼太代表が、漁師の年収事情や漁師になる方法について解説します。

漁師になるための3つのステップ

漁師になるには、大きくわけて3つのステップがあります。

 

ステップ①情報収集

まずは「情報収集」が肝心。漁師としての働き方や暮らし方は、漁法や地域によって様々です。インターネットを使ってより多くの参考となる情報を集めて、漁師としての仕事の内容を理解し、就漁後のイメージを持てるようになりましょう。

 

ステップ②行動してリアルな情報収集(参加・体験)

(※写真はイメージです/PIXTA)
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

2つ目は、「行動してリアルな情報収集(参加・体験)」すること。 漁師さんに直接話を聞いたり、漁業体験に参加することでよりリアルな情報を得られて、ご自身の理想としている暮らしやライフスタイルが叶うか現実味が湧くでしょう。

 

現場に足を運び、漁師さんの生の声を聞くことで、仕事や生活の様子を知り、自分に合った漁業の種類や職場を見つけてください。また、この時点であればまだ「漁師ではなく別の道を選択する」という判断もできますので、このステップは非常に重要です。

 

ステップ③仕事情報を探す

3つ目は、「仕事情報を探す」ことです。自分がどんな漁師になりたいのかが見えてきたら、求人情報を探して直接アプローチしてみましょう。漁師になるには、面接や乗船体験などを経て、採用されるケースが多いようです。

 

漁業の仕事を探すには、ハローワークや「漁師.jp」で求人情報を探したり、漁協や企業に直接応募する方法があります。漁業就業支援フェアでは、採用意欲のある漁協や水産会社が出展していますので、採用状況を直接確認することができます。これらのステップを経て、いよいよ漁師としてのキャリアをスタートさせることになります。

 

漁師になるには、必ずしも経験が必要というわけではありません。昔は「漁師になるのは漁師の子供」というきらいがありましたが、いまでは未経験者や地元でない方が漁師になるのも一般的に。漁師になると、その地域での伝統や地域ごとの決まりもありますので、それらを守って楽しい漁師生活を送りましょう。

 

 

合同会社Stone intech

中嶋遼太

 

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