(※写真はイメージです/PIXTA)

「ワンルームマンション投資にすべきか、アパート投資にすべきか…」。この問題は、不動産投資を検討する方であれば一度は通る道ではないでしょうか。どう考えればいいのでしょうか。元サラリーマン大家の飯田勝啓氏が著書著『「自分らしく生きがいのある生活」は低リスク・超安定のワンルーム投資で実現する!』(アーク出版)で解説します。

一棟アパートは都心では購入できない

■ワンルーム経営のメリット

 

不動産投資といっても値上がり益を期待する投資「キャピタルゲイン」もあれば、資産として所有し、そこからの賃料を得る「インカムゲイン」もあります。それぞれに特徴がありますが、経済的基盤を築くなら私は迷わず後者を奨めます。なぜなら、常に安定して定期的な収入を得られるようにすることが目的だからです。

 

一発大儲けを狙うのであれば、安く買って高く売る「キャピタルゲイン」ですが、“デイトレーダー”のように売買を繰り返し続けることは現実的ではありません。また都心のワンルーム投資を不動産のプロは「ローリスク・ローリターン」で旨味がないと敬遠する傾向があるようですが、私はそうは思いません。手取りは少なくても、低リスクで定期的に着実に果実を得るという考え方こそが「自分らしく生きがいのある自由な世界」の経済的基盤づくりには効果的だと考えています。

 

その「インカムゲイン」でも、対象は土地付き一棟のアパートもあれば、区分所有する分譲マンションもあります。さらにその中にはファミリータイプもあれば、ワンルームタイプもあります。そうした数ある選択肢から、ワンルームマンションを投資対象に選んだのには理由があります。それは自分で立地を選べるからでした。

 

アパート経営は昔からあり、老後の生活を補う経済的基盤の代表選手です。もちろん一棟のアパートには土地がついている安心があり、それ自体は魅力ですが、土地付きのアパートを立地で選択する場合、私の資力で購入できるのはせいぜい郊外物件がいいところで、どんなに頑張ったとしても銀座にアパートは買えないのです。

 

これに対してワンルームマンションであるならば、土地は“持分”という権利しかありませんが、都心でもマンションとして一室を買うことは十分可能だったのです。そんな私の1戸目のワンルームは銀座の東側に立地するものでした。

 

ワンルームを買うのと一棟アパートを買うのとの善し悪しをまとめてみました(下図参照)。

 

出典)飯田勝啓著『「自分らしく生きがいのある生活」は低リスク・超安定のワンルーム投資で実現する!』(アーク出版)より。
出典)飯田勝啓著『「自分らしく生きがいのある生活」は低リスク・超安定のワンルーム投資で実現する!』(アーク出版)より。

 

飯田 勝啓
マンション管理士

 

 

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本書は飯田勝啓氏の著書『「自分らしく生きがいのある生活」は低リスク・超安定のワンルーム投資で実現する!』(アーク出版)より一部を抜粋し、再編集したものです。

「自分らしく生きがいのある生活」は低リスク・超安定のワンルーム投資で実現する!

「自分らしく生きがいのある生活」は低リスク・超安定のワンルーム投資で実現する!

飯田 勝啓

アーク出版

今の生活と将来に不安を抱き、精神的に辛い思いをされている人へ――。 たとえごく普通のサラリーマンであっても「自分らしく生きがいのある自由な世界」は実現できます。もちろん株式投資のようなハイリスクなものでも、また…

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