(※写真はイメージです/PIXTA)

三井住友DSアセットマネジメント株式会社が、2022年7月4日~7月15日のオーストラリア市場について振り返ります。※本連載は、三井住友DSアセットマネジメント株式会社が提供するマーケットレポートを転載したものです。

為替

ここ2週間の豪ドルの対円レートは、上昇しました。5日に開催された豪州準備銀行(RBA)の金融政策決定会合では、0.5%の大幅な利上げが決定されましたが、概ね市場予想の通りだったことから、豪ドルの対円レートは豪ドル安となりました。その後、13日に発表された米国の消費者物価指数が市場予想を上回る前年同月比+9.1%となり、米連邦準備制度理事会(FRB)が一段と金融引き締めを加速するとの見方が強まったことで米ドル高が進み、連れて豪ドルの対円レートも円安・豪ドル高となりました。

 

(注)左グラフは2021年7月15日~2022年7月15日、右グラフは2022年7月1日~2022年7月15日。 (出所)FactSetのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成
(注)左グラフは2021年7月15日~2022年7月15日、右グラフは2022年7月1日~2022年7月15日。
(出所)FactSetのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成

金利

ここ2週間の豪州3年国債利回りはわずかに上昇しました。5日、RBAは金融政策決定会合で0.5%の利上げを決定しましたが、概ね市場予想の通りだったことから、豪州3年国債利回りは小幅に低下(債券価格は上昇)しました。その後、14日に発表された豪州の6月の失業率が3.9%から3.5%へと大幅に改善したことから、RBAが一段と金融引き締めを続けるとの見方が強まり、豪州3年国債利回りは上昇し、期間を通じてはわずかに上昇しました。

 

(注)左グラフは2021年7月15日~2022年7月15日、右グラフは2022年7月1日~2022年7月15日。 (出所)FactSetのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成
(注)左グラフは2021年7月15日~2022年7月15日、右グラフは2022年7月1日~2022年7月15日。
(出所)FactSetのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成

 

 

※当レポートの閲覧に当たっては【ご注意】をご参照ください(見当たらない場合は関連記事『2022年7月4日~7月15日のオーストラリアマーケット動向』を参照)。

 

(2022年7月19日)

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