本記事は、三井住友DSアセットマネジメント株式会社が提供するマーケットレポート『なるほど!ザ・ファンド』を転載したものです。

円/⽶ドルの相場をみる場合に参考になるのは︖

⽇⽶の⾦利差に注⽬してみましょう。

 

円/⽶ドルの相場の動きをみる場合は⽇⽶の⾦利差に注⽬してみましょう。⼀般的に2ヵ国間の⾦利差が広がると、⾦利の⾼い国の通貨が買われ、⾦利が低い国の通貨は売られる傾向があります。

 

⻑期⾦利に⽐べて⾦融政策の影響を受けやすいとみられる中短期国債(例として⽇⽶5年国債)の⾦利差をみると、円/⽶ドル相場の動きと相関が⾼くなっていることがわかります。

 

⽶国経済は経済正常化による個⼈消費の回復や資源価格の⾼騰などから⾜元でインフレ傾向が続いており、⾦融緩和縮⼩や利上げの早期化が⾒込まれることから、⾦利が上昇傾向で推移しています。

 

⼀⽅、⽇本では低⾦利の継続が⾒込まれることから、今後さらに⽇⽶⾦利差が拡⼤する場合は、円安⽶ドル⾼が進むことも考えられます。

 

(注)データは2020年12⽉末〜2022年1⽉20⽇、⽇次。 (出所)Bloombergのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成 ※上記は過去の実績であり、今後の市場環境を⽰唆あるいは保証するものではありません。
(注)データは2020年12⽉末〜2022年1⽉20⽇、⽇次。
(出所)Bloombergのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成
※上記は過去の実績であり、今後の市場環境を⽰唆あるいは保証するものではありません。

 

※当レポートの閲覧に当たっては【ご注意】をご参照ください(見当たらない場合は関連記事『初心者にもわかる!「円/⽶ドル相場の動き」読み方のキホン』を参照)。

 

(2022年1月31日)

 

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