※画像はイメージです/PIXTA

新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が世界各国で進み、アフターコロナ、ウィズコロナに向けた動きが活発化しています。それに伴い、各国で観光業の回復が見込まれることから、リゾート物件への注目が投資家の間で高まっています。今回は日本人に馴染みの深い、インドネシア・バリ島に焦点をあてていきます。

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    インドネシアが投資対象として注目される理由

     

    世界第4位、2億7,350万人もの人口を抱え、ASEANの主要国でもあるインドネシア。経済成長も著しいと聞きますが、不動産投資については馴染みの薄い国かもしれません。インドネシアでの不動産投資についてみていく前に、まずはどのような国か、振り返ってみましょう。

     

    赤道をまたがるインドネシアは世界最多、大小1万3,466もの島で構成された島国です。国語はインドネシア語。多民族国家ですが、イスラム教が87%と圧倒的。またバリ島ではヒンズー教が、スラウェシ島の北部ではキリスト教が信仰されています。

     

    石油や天然ガスなどのて天然資源、コーヒーなどの農産物、エビなどの魚介類など、資源豊富な国として知られ、輸出相手としては中国、米国に続き、日本は3番目。輸入相手としては、中国に続き、2番目が日本です。

     

    また1,500以上の日系企業が進出。その理由のひとつが、豊富な内需と労働力。人口は2035年には3億人を超え、労働力人口が増える期間である人口ボーナス期は、2044年まで続くと推測されています。

     

    さらに経済成長の点でも注目です。2020年はコロナ禍の影響で-2.07%。またアジア通貨危機、スハルト政権崩壊による政治社会情勢混乱が生じた1998年以降は、常にプラス成長を記録。リーマンショック直後の2009年の落ち込みも軽微なもので、過去10年をみると平均5~6%と、周辺国と比べても抜群の安定感を誇ります。

     

    【インドネシアの経済成長率の推移】

    2011年  6.2%

    2012年  6.0%

    2013年  5.8%

    2014年  5.6%

    2015年  4.8%

    2016年  5.0%

    2017年  5.1%

    2018年  5.17%

    2019年  5.02%

    2020年  -2.07%

     

    出所:世界銀行

     

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